宗八健康Labo

健康に興味がある方に対して健康法や治療法などの情報を提供します

【冬に多い身体のトラブルを回避したい】あなたへ➅

おはようございます。高槻宗八鍼灸整骨院の佐藤です。突然ですが、あなたの好きな食べ物は何ですか?何を食べる時が一番幸せだと感じますか?私はとにかくネギが好きです。きざみネギでも白ネギでも長ネギでも良いのですが、とにかくネギが好きです。そして、特に冬に向かうにつれてますますネギが美味しくなる季節なんですよね。私は小さい時にはすぐに風邪をひいて、扁桃腺が腫れて、高熱をだす様な子供だったのですが、ネギを食べ始めるようになってから、全然風邪をひかなくなりました。それからは、「最強の免疫力」をテーマに生きています。因みに私の中での最強に免疫力を上げてくれる食べ物は「ネギ・生姜・ニンニク」です。三種の神器でございます。是非一度試してみて下さい。

 

さて、昨日は「冬に多い身体のトラブル➃:五十肩」についてお伝えさせて頂きましたが、如何でしたでしょうか?本日は、症状別では最後になります。「冬に多い身体のトラブル➄:膝痛」についてお伝えしていきます。あなたの膝は大丈夫ですか?是非最後まで読んで下さいね。

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冬に多い身体のトラブル➄:膝痛

鍼灸整骨院で、膝の痛みは、腰痛や肩こりと並んで多い疾患です。特に冬になり寒さが強くなるとさらに多くなります。膝は普通の生活でも動かす範囲が広く、負荷もかかるので、痛みが出るとなかなかひきません。治療に行くと、外科でも接骨院でも、当然、膝に直接治療することが多いと思います。これで治ってしまうこともありますが、なかなか治らないケースのほうが多いのではないでしょうか。

それは膝だけを診て、腰を診ていないからです。膝が痛いのは、膝の関節そのものが傷んでいるというより、まわりの筋肉が傷んでいることが多く、その筋肉は腰、股関節に多く関係しています。変形性膝関節症、半月板損傷など、膝が実際に傷んでいるときでも、直接的な打撲などではないかぎり、周囲の筋肉や腰もかならず傷んでいます。

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ですから、膝関節周囲の治療だけでなく、腰も治療が必要なのです。「腰は何ともありません」という方もいらっしゃいますが、触ってみるとみなさんとても腰の筋肉が張っています。

膝が痛いときには、腰周辺のチェックを。特に骨盤、股関節、腰椎周辺を気にするようにしてください。腰の張りを緩めるのは、鍼灸が一番です。

 

セルフケアのツボ:腎兪(じんゆ)、大腸兪(だいちょうゆ)、血海(けっかい)、梁丘(りょうきゅう)、内膝眼(ないしつがん)、陽陵泉(ようりょうせん)、足三里(あしさんり)、委中(いちゅう)、承山(しょうざん)、湧泉(ゆうせん)

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本日は「冬に多い身体のトラブル➄:膝痛」についてお伝えさせて頂きました。これで、「冬に多い身体のトラブル」の症状別のセルフケアの方法は終わりです。明日は「冬に行うセルフケア」についてお伝えさせて頂きます。しっかり冬の到来に向けて準備をしていきましょう。

 

本日も最後まで読んで頂き有難うございました。また明日元気にお会いしましょう!!

 

Prepare for the winter.Take care!!

 

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【冬に多い身体のトラブルを回避したい】あなたへ➄

こんにちは。高槻宗八鍼灸整骨院の佐藤です。今週も始まりましたね。良い週末を過ごせましたか?私は1泊2日でとある研修セミナーに参加してきました。内容はこれからの日本とアジアの動向でしたが、色々考えさせられる内容でした。このブログを読んでおられるあなたは5年後の日本ってどうなっていると思いますか?インターネット、スマホの普及によって、時代変化のスピードは猛烈に加速しています。テクノロジーが時代を変えるのだなと確信しました。だって10年、15年前にスマホがこれだけ普及するなんて予測してました?これからはもっともっと変化のスピードは加速し、予測出来ないぐらいに変化していくと思います。常に変化に対応できる柔軟な思考で、変化を受け入れる準備をしていきましょう。

 

さて、先週から「冬に多い身体のトラブル」についてお伝えさせて頂いております。本日は「冬に多い身体のトラブル➃:五十肩」についてお伝えさせて頂きます。是非最後まで読んで下さいね。

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冬に多い身体のトラブル➃「五十肩」

 

腕が挙がらない、肩がうずくなどがあると、服が着られない、身体が洗えない、運転がしにくいなど動きが制限され、生活に支障が出てきます。このような症状を一般には五十肩といっていますが、正式な病名ではありません。明らかな原因のない、肩の痛みや運動制限に対して呼ばれています。簡単にいうと、手の使い過ぎ、肩の凝りのためすぎなどで、肩周囲に筋肉が傷み、伸び縮みがしにくくなったために起こる症状です。長年よく働いてきてガタがきたので、少しやすませてくれと肩が訴えているのです。

たとえていうと、鶏のササミ肉を想像してみてください。生のササミ肉は、指で押さえたり、手で引き延ばしたりしても、弾力があり、伸び縮みをします。もちろん指ではちぎれません。

しかし、ササミ肉を蒸す、ゆでるなどするとパサパサになり、弾力もなく、伸び縮みもしなくなります。そして無理に伸ばそうとするとちぎれます。

五十肩はこのように、勤続疲労によって肩のまわりの筋肉に潤いがなくなった状態になり、伸縮して身体を支える、動かすなど、筋肉としての働きができなくなった状態をいいます。

ですから、しばらく休ませてあげて、潤いのある筋肉に戻してやる必要があるのです。無理に動かしてはいけません。かならず悪化してしまいます。ダンベルなどを振って行なういわゆるアイロン体操なども、無理なく動かせる範囲でやりましょう。

はり灸の治療は、このような五十肩の症状に対して、筋肉の血流をよくし、潤いを取り戻すお手伝いをします。

 

セルフケアのツボ:肩井(けんせい)、肩ぐう(けんぐう)、尺沢(しゃくたく)、臑会(じゅえ)、天髎(てんりょう)、手三里(てさんり)

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本日は「冬に多い身体のトラブル➃:五十肩」についてお伝えさせて頂きました。最近当院に来院される患者さんも五十肩の方が増えてきています。くれぐれもお気を付け下さいね。明日は今シリーズ最後「冬に多い身体のトラブル➄:膝痛」についてお伝えさせて頂きます。

 

本日も最後まで読んで頂き有難うございました。また明日元気にお会いしましょう!!

 

See you tomorrow!!

 

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【冬に多い身体のトラブルを回避したい】あなたへ➃

おはようございます。高槻宗八鍼灸整骨院の佐藤です。昨日はブログを更新出来ずにすいませんでした。朝晩は随分冷え込むようになってきましたね。もう11月に入り、今年ももう残り2か月になりましたね。今年は自然災害が多い年ですね。来年には平成も終わり、新たな時代に突入という感じです。最後まで悔いの無いように頑張っていきましょう!!

 

さて、一昨日は「冬に多い身体のトラブル➁:肩こり」についてお伝えさせて頂きましたが、如何でしたでしょうか?最近朝晩は冷え込む様になってきているので、これからますます肩こりが起こりやすい時期になります。肩こりには特にお灸がよく効くので、記事を参考にして頂いて、セルフケアをして頂けたらと思います。本日は「冬に多い身体のトラブル➂:腰痛症」についてお伝えしていきます。是非最後まで読んで下さいね。

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冬に多い身体のトラブル➂「腰痛症」

 

寒くなってくると腰痛が、ひどくなります。原因は、下半身の冷えです。「腰が痛いのは、筋肉が弱っているためだと言われました。だから、毎日痛いのを我慢して歩いています」

腰痛で来院された方のお話です。でも、本当に痛いのを我慢して歩くべきなのでしょうか?確かに、足腰の筋肉が弱ると、重い体重、重労働、長い立ち仕事などに耐える事が出来ずに腰も痛くなるでしょう。しかし、今現在痛みのあるときには腰に負担のかかる運動は逆効果です。

数種類の筋肉が伸び縮みすることで、人はさまざまな運動をすることが出来ます。姿勢を正しまっすぐに座る事さえ、じっとしているようでも筋肉が働いて維持できているのです。そして、筋肉に疲労があったり筋肉が耐えきれないほどの負荷がかかると、伸び縮みがしにくくなり、痛みとなってあらわれます。

そのようなときに、鍼治療などをして回復させるのですが、原則的に運動は禁物です。歩いたり、腹筋をするのは治療の妨げになります。筋肉の疲労を取ったり、やわらげたりする逆の行為になるからです。

プロ野球のピッチャーも肩をひどく痛めたときには、まず休みます。痛みがなくなったらまず軽いキャッチボールから、そして少しずつ距離を伸ばし、力を入れて投げていきます。

一般の方でも同じことがいえます。痛みがあるときは、まず休む。痛みがひいてきたら、痛みが出ない程度に動く。自由に動けるようになったら歩いたり、腹筋をする。ただし、距離、回数はすくなめから少しずつ増やしていく。

以上を心掛けてください。痛みとのおつきあいもそのときそのときの状態によってかわるのです。

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セルフケアのツボ:中脘(ちゅうかん)、天枢(てんすう)、関元(けんげん)、太渓(たいけい)、崑崙(こんろん)、肝兪(かんゆ)、腎兪(じんゆ)、志室(ししつ)、大腸兪(だいちょうゆ)

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本日は「冬に多い身体のトラブル➂:腰痛症」についてお伝えさせて頂きました。明日は祝日でお休みなので、明日、明後日は更新しません。来週の月曜日は「冬に多い身体のトラブル➃:五十肩」についてお伝えさせて頂きます。お楽しみに!!

 

本日も最後まで読んで頂き有難うございました。また来週元気にお会いしましょう。

 

Have a good weekend.

 

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【今日は更新できません】

おはようございます。高槻宗八鍼灸整骨院の佐藤です。毎日このブログを読んで頂いて有難うございます。

今日はちゃんとした記事を書く時間が確保出来そうにありません。明日は必ず更新しますので、今日はこれで終わります。申し訳ございません。

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What a busy day today.Be happy everyone!!

【冬に多い身体のトラブルを回避したい】あなたへ➂

おはようございます。高槻宗八鍼灸整骨院の佐藤です。最近は朝晩と昼の温度差が大きくなり、院の前の木々の葉っぱも赤く色づいてきました。秋真っ只中ですが、如何お過ごしですか?今日本では野球の日本シリーズが開催されていますが、広島カープ福岡ソフトバンクも両者譲らずですね。アメリカのメジャーリーグはボストンレッドソックスワールドシリーズ制覇しましたね。日本シリーズの行方が楽しみです。

 

さて、昨日は「冬に多い身体のトラブル①:高血圧症」についてお伝えさせて頂きました。今日は「冬に多い身体のトラブル➁:肩こり」についてお伝えさせて頂きます。是非最後まで読んで参考にして頂き、あなたの健康に役立てて頂きたいです。

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冬に多い身体のトラブル➁「肩こり」

現代人はとかく肩のこるようなことばかりしています。手先の細かい仕事や、パソコン作業、携帯でメール、スマホでゲーム、インターネットなど、このようなとき肩は硬直、緊張して疲れています。その疲れからまず肩甲骨内側がこりだし、そのこりは肩全体に及んでいきます。そして肩全体がこると、今度は首・頭とこりが及んでいくケースと肩・肘・腕・手首に及んでいくケースがあります。

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首・頭がこると、頭痛・目の奥の痛み・耳鳴り・鼻炎・歯ぐきの腫れなどが起こりやすくなります。肩・首・頭がこることで、のぼせ上がった状態になり、その人の弱いところに熱症状を引き起こすからです。このようなことから、首から上のさまざまな症状は肩こりが原因と言っても差し支えないほどです。これらの症状は、肩こりを取るとかならず楽になります。

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肩こりは冬に限った症状ではないですが、寒さに身体を硬くしていることが多いとつらくなります。なぜかというと、寒さは足元から入ってきます。足元が冷えるとどうなるか?本来なら足を温めるはずだった熱エネルギーが、身体の上部に滞ります。お風呂のお湯を長時間おいておくと上は温かいのに、下は冷えているのと同じ状態になるのです。

のぼせは肩こりを強くし、首・頭まで広がっていきます。

このように冬場の足元の冷えは深刻です。できれば秋口からタイツなどで冷えないように保護しましょう。

 

セルフケアのツボ:肩井(けんせい)、風門(ふうもん)、身柱(しんちゅう)、曲池(きょくち)、足三里(あしさんり)、天柱(てんちゅう)、風池(ふうち)、中脘(ちゅうかん)

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本日は「冬に多い身体のトラブル➁:肩こり」についてお伝えさせて頂きました。明日は「冬に多い身体のトラブル➂:腰痛症」についてお伝えさせて頂きます。お楽しみに!!

 

本日も最後まで読んで頂き有難うございました。また明日元気にお会いしましょう。

 

Have a good one!!

 

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【冬に多い身体のトラブルを回避したい】あなたへ➁

 おはようございます。高槻宗八鍼灸整骨院の佐藤です。調子は如何ですか?当院では待合室に様々な植物を置いているのですが、夏の暑い時期とは違い、大分涼しくなってきているので水をやる量がだんだん分からなくなってきました。やり過ぎたら根腐れするし、やらなさ過ぎたら枯れるし、水やりも中々難しいですね。毎日植物に語りかけています。そうしていると不思議なものでどんどん元気になっていくような気がしています。気のせいかな??まあ今日もはりきっていきましょう。

 

さて、昨日から「冬に多い身体のトラブルを回避したい」あなたに向けて、冬に多い身体のトラブルとそのセルフケアの方法をお伝えしています。昨日は東洋医学的に考える「冬」の定義についてと冷えがトラブルの大元になっているという話をお伝えさせて頂きました。今日から実際の症状を取り上げてお伝えさせて頂きますので、是非最後まで読んでくださいね。

 

・冬に多い身体のトラブル①「高血圧症」

寒くなると血管が収縮して血圧も上がります。「ふらふらする」「ぼーっとする」などの症状がある方は、一度きちんと血圧を測ることをお勧めします。特に高血圧症で治療をしている人は、夜半や朝方にトイレに起きるときなどは気を付けなければいけません。暖かいお布団から勢いよく起きたりすると、血圧が急に上がり、心筋梗塞脳梗塞など、重篤な病気につながることがあります。

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このようなトラブルは、ちょっとした心がけで防ぐことができます。目が覚めて早くトイレに行きたいな、早く朝ご飯の用意に取り掛かりたいなと思ってもすぐ起き上がるのではなく、

1、寝たままで、手首、足首を動かし伸びをする

2、布団に座って軽く首・肩・腰を動かす

3、ゆっくりと起き上がる

4、何か羽織って、暖かくする

など準備をすることをお勧めします。こんなちょっとしたことでも、急激に心臓のポンプ圧が上がることなく無用なトラブルを防いでくれます。また、トイレに座って立ち上がる時も同様の注意が必要です。

「高血圧の薬は飲みだしたらやめられないから飲みません」という方も少なくありません。しかし、そんなことはありません。やめた方もたくさんいらっしゃいます。

ではなぜ、ちまたでやめられないといわれているか?それは血圧のお薬が治療薬ではなく、血圧を抑える役割しかないからです。ですから、皆さんおっしゃるように、高血圧症でお薬を飲んでいるだけでは治りません。ただ、血圧のお薬を飲んで血圧をコントロールしているうちに、運動や食事による体質改善で血圧が下がり、結果、薬を飲まなくてよくなった人はたくさんいらっしゃいます。薬を飲みだしてからのセルフケアも非常に大切なのです。

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セルフケアのツボ:内関(ないかん)、肩井(けんせい)、肝兪(かんゆ)、脾兪(ひゆ)、腎兪(じんゆ)、足三里(あしさんり)、太渓(たいけい)

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f:id:sohachiacupuncture:20181030094431j:plain足三里

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本日は冬に多い身体のトラブル「高血圧症」についての情報をお伝えさせて頂きました。明日は「肩こり」についてお伝えしていきます。お楽しみに!!

 

本日も最後まで読んで頂き有難うございました。また明日元気にお会いしましょう!!

 

Have a nice day!!

 

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【冬に多い身体のトラブルを回避したい】あなたへ

おはようございます。高槻宗八鍼灸整骨院の佐藤です。昨日無事に34歳になりました。周りからは「もうおっさんやなー」と言われますが、気持ちはまだまだ15歳。頑張っていきますよー。最近、空気が乾燥してきているのか、唇がよく乾きます。その為、リップクリームをよく使うのですが、塗り過ぎているのか、必ず塗った後にベタベタします。それは普通ですか?それとも塗り過ぎなのでしょうか?誰か教えて下さい。宜しくお願いします。

 

さて、先週まで「お灸でのセルフケアの方法を知りたい」あなたに向けて、様々な症状に対してのセルフケアの方法をお伝えさせて頂きましたが、如何でしたでしょうか?何か当てはまる物があれば、是非参考にして、お灸でのセルフケアを習慣にして頂ければ、今よりも健康な状態になって頂けます。試してみて下さいね。

 

今週からは、これから冬に向けて増えてくる身体のトラブルについて、予防法やセルフケアの方法、気を付ける事等をお伝えさせて頂きます。以前にも「秋に多い身体のトラブル」についてお伝えさせて頂きましたが、その冬バージョンだと思って頂ければ良いです。もうそこまで冬は迫っていますから、今からしっかりと準備を整えていきましょう。

 

東洋医学的な冬のとらえ方

冬の定義:一般的に一年の中で最も寒い期間を指しますが、二十四節気や旧暦のように、最も太陽が低く夜が長い期間を指すこともあります。

「陰」の極まる時期で、東洋医学では冬至の前後を冬とし、二十四節気を基準として、立冬(11月8日頃)から立春(2月4日頃)の前日までを指しますが、現代では気候のズレもありますから、11月から3月ぐらいまでを冬と考えて頂いても結構です。

二十四節気でいうと、立冬小雪、大雪、冬至小寒大寒にあたります。

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冬は蔵:冬はすべてのものが内に深くしまわれる季節です。果実は種として保存されます。「陰気」が旺盛になりますから、なるべく「陽気」を漏らさないように、活動をひかえます。陰気は「寒」だけでなく、固めたり、収める力を高めます。冬の間はこの力が働いて、陽気を内に守ります。

 

冬の病気冬の病気は、主に冷えによるものです。さまざまな気候の害の中で、「寒」によるものが最も甚だしいものだといわれています。過去においても現代においても、インフルエンザなどの流感によって多くの人が命を落とすことがありました。

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冷えから肌を守る:冬の寒さに負けないためには、身体に「陽気」をためて、冷えの侵入を防ぎます。冬は陽気が少ないですから、内にしっかりと守っておかなければなりません。

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それにはまず活動をひかえること。人は陽気を発散循環させて生命活動をしているともいえます。積極的、活動的な動きというのは、陽気を費やします。冬は「陰気」が旺盛で陽気が少ない季節ですから、使った陽気は補えません。ですから、なるべく使わないことを考えましょう。そう考えると、冬はスポーツには向かない季節だといえるでしょう。動くことで、陽気が発散されると、身体が温もり汗腺が開きます。するとそのときに乗じて、冷えが身体に侵入します。

そして肌を守ること。冷えの侵入は、その際である肌の強さによって左右されます。そこで、しっかりと衣服などで肌を覆うことが大切です。

冷えの侵入経路としては、口からというのもあります。冷たいものを食べたり飲んだりすると、身体がてきめんに冷えます。

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本日は「冬に多い身体のトラブルを回避したい」あなたに向けて、東洋医学的な「冬」の考え方についてお伝えさせて頂きました。もうそこまで迫ってきている「冬」に向けて、しっかりと準備をし、健康に過ごして頂ければと思います。明日から実際に「冬」に多い身体のトラブルについての説明をさせて頂きます。

 

本日も最後まで読んで頂き有難うございました。また明日元気にお会いしましょう。

 

Take care!!

 

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