【鍼灸治療ってどんな治療?】って思っているあなたへ➁
おはようございます。高槻宗八鍼灸整骨院の佐藤です。前回の投稿から随分時間が経ってしまい申し訳ございません。実は社員研修で沖縄に行っておりました。沖縄に着いたその日に台風7号が発生し、少し予定が狂いましたが、無事帰って来る事が出来ました。また、今日から「鍼灸治療ってどんな治療?」と思っておられるあなたに向けて「鍼灸治療」についての情報を発信していきますので、最後まで読んで頂けると嬉しいです。
さて、前回は西洋医学的な観点から「鍼灸治療」について、説明をさせて頂きました。今日は東洋医学的な観点から「鍼灸治療」について説明させて頂きます。
そもそも鍼灸治療は昔昔の中国で体系化された術です。その根本となる思想が「陰陽」です。この「陰陽」の考え方は「世の中に存在する全ての物は陰と陽に分けられる」というものです。例えば、男性は陽、女性は陰、春夏は陽、秋冬は陰など、この世に存在するあらゆる物・現象は陰と陽に分けられるとされています。また、陰の中にも陽があり、陽の中にも陰があるという考え方も大事です。
この「陰陽」と同じぐらい大事なのが、「五行」です。「五行」とは、「木・火・土・金・水」の5つを言います。この「五行」にはそれぞれの特性があり、あらゆる物がこの「五行」にあてはめられています。人間の身体もこの「五行」にあてはめられており、「木⇒肝、火⇒心、土⇒脾、金⇒肺、水⇒腎」となります。
これら「陰陽」と「五行」は東洋医学的な観点から治療をする際に欠かせない考え方です。人はそれぞれ生まれた時から持って生まれた体質があり、全く同じ症状を訴えられている方でもこの体質によって治療法は全然違います。この体質の判断はこの「陰陽」「五行」によって決まります。
本日は東洋医学的な観点から「鍼灸治療」について、その大元の思想である「陰陽」と「五行」について簡単に説明させて頂きました。如何でしたか?聞きなれない言葉が多く、難しく思われるかもしれませんが、とにかくこの「陰陽」と「五行」という物があるんだなという事と、人には生まれた時から元々持っている体質があり、東洋医学的にこの「陰陽」「五行」がその体質に関わっているんだなという事だけ覚えておいて下さい。明日は東洋医学的な観点から見た人の身体(五臓・六腑)について説明させて頂きます。西洋医学的な観点とはまた違うので、難しいかもしれませんが、難しく考えずに「へぇ~、そんなんもあるんや」ぐらいの感じで読んで頂けると嬉しいです。楽しみにしておいて下さい。
本日も最後まで読んで頂き有難うございました。また明日お会いしましょう。
See you guys tomorrow.Have a nice day.