【いつまでも健康でいたい】あなたへ➇

おはようございます。高槻宗八鍼灸整骨院の佐藤です。この１週間の自分のブログを見返していたのですが、「暑い」しか言ってないですね。でも今日も朝から暑いです。全国でも「熱中症」で救急搬送されたり、亡くなられている方もいます。あなたも決して「私は大丈夫」と思わずにしっかりと暑さ対策をして下さいね。高校野球の地方大会もこの暑さで延期になっている所もあるみたいなのでくれぐれも注意して下さい。

昨日は「就寝時間と睡眠」についてお話をさせて頂きました。昔から「早寝早起き」と言われてきましたが、「早寝早起き」があなたにもたらす効果は絶大です。本日は一見あまり関係がなさそうな「腸と睡眠」についてお話させて頂きます。「睡眠の質を上げたい」あなたは是非最後まで読んで下さい。

あなたの睡眠の質はあなたが食べた物に大きく影響します。食べ物は単なる食べ物ではなく、情報です。何かを食べれば自動的に体内で処理され、食べたものがどういう種類のもので、どんな栄養素が含まれている（いない）かによって、身体、健康、睡眠の状態が決まります。それだけではなく、良質な睡眠がとれるかどうかは、お腹（腸）の環境に左右されます。

近年の研究により、人間の腸は神経組織の塊で、脳内と同じ神経伝達物質が３０種類存在することが明らかになりました。脳の様に大量の神経組織があることが明らかになり、腸は「第二の脳」と言われています。そして、注目すべき点は、腸には脳の松果腺の４００倍以上のメラトニンが存在します。それだけ腸内の組織は、メラトニンを生成する能力に秀でています。要は、腸が健康でちゃんと機能することが、あなたの睡眠の質に大きく影響します。

腸の働きは、迷走神経が担っていて、ある研究では、この迷走神経を通じて運ばれる食物繊維の情報は、約９０％が腸から脳へ渡り、その反対はないという事実が明らかになりました。腸内環境と腸の健康は、脳の機能を支配するという重要な役割を果たしています。腸で起きた事は必ず脳まで伝わります。

私達の体内には細胞の１０倍の数の細菌が生息していて、そのほとんどが腸に住みついています。細菌の中にも「善玉菌」、「悪玉菌」、「日和見菌」があり、この「菌」のバランスを正常に保てれば、免疫系や消化器系の管理をはじめ、睡眠の正常化も助けてくれます。腸内細菌はお花畑のように群れていることから、「腸内フローラ」とも呼ばれています。

一見なんの関係もなさそうな「腸と脳」、「腸と睡眠」ですが、非常に深い繋がりがある事をご理解頂けたでしょうか？あなたが日頃口にしているその食べ物や飲み物はあなたの腸にとって良いものですか？少しづつでも良いのであなたの食生活を振り返ってみて下さい。本日は「腸と睡眠」についてのお話をさせて頂きましたが如何でしたでしょうか？明日は日曜日の為、ブログの更新は行いません。来週は本日の続きでもある「快眠をもたらす最強の栄養素」についてお話させて頂きますので楽しみにしていて下さい。やはり「健康」の基本は「睡眠」、「栄養（食事）」、「運動」です。皆さんが質の良い睡眠をとって、質の良いパフォーマンスを発揮され、人生、生活の質を向上させていかれる事を祈っております。

本日も最後まで読んで頂き有難うございました。また来週元気にお会いしましょう！！

Have a great weekend!!