宗八健康Labo

健康に興味がある方に対して健康法や治療法などの情報を提供します

【薬に頼らずに健康を維持したい】あなたへ⑨

こんばんは。高槻宗八鍼灸整骨院の佐藤です。お盆休みが終わり、本日から仕事の方も多かったのでは無いでしょうか?私は昨日からお休みを頂いており、明日まで休みます。今日は私の地元の滋賀に帰り、祖父のお墓参りに行ってきました。やはりいつ帰っても地元というのは良いですね。今日は蒸し暑さはありましたが、気温はそこまで高くなく、比較的快適に過ごす事が出来ました。今日も夜からですが、張り切っていきます。

 

昨日は「だるさ・倦怠感」に対して効果のある「ツボ」を紹介させて頂きましたが、如何でしたでしょうか?この時期は特にクーラーの効いた部屋にいる事が多く、「身体がダルイ」といった症状を訴えられる方が多いです。でもこれだけ暑いとクーラー無しでは中々辛いですよね。だからこそ、昨日お伝えさせて頂いた「ツボ」を刺激してみて下さい。きっと効果を実感して頂けると思います。

 

本日は「生理痛(月経痛)」に効果のある「ツボ」についてお伝えさせて頂きます。

 

最近は「生理痛がひどくて」という患者さんがとても多い様に感じています。また、「生理痛」だけではなく、「生理不順」や「無月経」といった方もおられます。原因は様々あると思いますが、これらの症状を訴える方に多く共通している点は「身体が冷えている」という事です。「生理痛がひどい」と訴える方の多くに随伴する症状が「冷え症」です。

 

今回ご紹介する「ツボ」は1つだけですが、以前にこのブログで紹介させて頂いた「冷え症」に対する「ツボ」に刺激を与えていただければ、より効果的です。

 

月経痛は、月経に際して起こる、下腹部や腰部の痛みです。さらに頭痛、吐き気、不安感、いらいらなどの様々な症状を伴い、日常生活に支障を来す様な場合を月経困難症と言います。子宮内膜症などの婦人科系の疾患がなく、日常生活に支障をきたさない程度の生理現象の範囲の痛みが、セルフケアでの適応範囲になります。

 

それでは本日の「ツボ」を紹介します。

  • 三陰交(さんいんこう):内くるぶしの一番高いでっぱりから自分の指4本分上にあたる脛の骨の際の所

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今日はこの「三陰交」だけです。女性特有の「婦人科系」の疾患には絶対に欠かす事の出来ない「ツボ」です。勿論男性の「頻尿」などにも効果が高いのですが、「生理痛」の治療には絶対に外せない「ツボ」です。

 

お気づきの方もおられるかもしれませんが、「冷え症」に対するセルフケアの「ツボ」の時もこの「三陰交」が出て来ましたね。

 

「三陰交」は3つの「陰」が交わると書きます。この3つの「陰」とは足の内側を流れている3つの「陰経」が交わる所なんです。東洋医学的な考えでは、人間の身体には手・足それぞれ6本の気の流れる道があるとされてい、「陽経」と「陰経」に分かれます。そのうちの足を通る3つの「陰経」が交わる所なので、それだけ重要という事になります。

 

本日は「生理痛(月経痛)」に対しての「ツボ」を紹介させて頂きました。明日は「耳鳴り・難聴」に対して有効な「ツボ」を紹介させて頂きますのでお楽しみに!!

 

本日も最後まで読んで頂き有難うございました。また明日お会いしましょう!!

Take care of yourself!!