【薬に頼らずに健康を維持したい】あなたへ⑭
こんにちは。高槻宗八鍼灸整骨院の佐藤です。昨日は高校野球の決勝戦が行われ大阪代表の大阪桐蔭高校が史上初となる2度目の春夏連覇を達成しましたね。歴史的な大偉業ですね。その裏には絶え間ない努力があったのだと思います。素晴らしいですね。今大会も選手皆の全力プレーを見て、勇気と感動を頂きました。有難うございます。しっかりと身体を休めて、次の新な目標に向かっていって欲しいです。
さて、昨日は「高血圧症」に効果のある「ツボ」を紹介させて頂きましたが、如何でしたでしょうか?本日は当院でも最近多い「寝違い」に有効な「ツボ」を紹介させて頂きます。「首が痛くて回らない」、「肩が凝っているのか、寝違えたのかよく分からないけど、首が痛くて動かせない」、「首を動かすと痛みがある」という方は是非最後まで読んで下さい。
「寝違い」は、首を不自然な方向に曲げたまま寝て頚部の筋肉に負担がかかったり、頚部の筋肉が冷えたりするとおこります。主に、胸鎖乳突筋という筋肉を痛めることで発症し、疼痛を伴って首がある方向に動かせなくなる運動障害が起こります。寝違えただけでは炎症は起こりませんが、痛みをこらえて無理やり動かしたりすると、筋肉などに炎症が起こり、さらに痛みを感じて動かせなくなるので、注意を要します。
当院に来院される患者さんで多いのは、「長時間変な姿勢でテレビを見ていた」、「テレビを見ているうちに寝落ちしてしまい、起きたら首が動かなくなっていた」という方が多いです。ここ1週間でも「寝違い」の様な症状を訴えておられる方が5人はおられます。最近は少し涼しくなってきた事もあり、夜に冷えてしまっている方もおられると思っています。
それでは、「寝違い」に対して、効果のある「ツボ」を紹介させて頂きます。
- 扶突(ふとつ):首の前面、胸鎖乳突筋の前縁と後縁の間。喉仏と同じ高さ
- 天鼎(てんてい):扶突(ふとつ)の下。胸鎖乳突筋の後縁。
- 肩井(けんせい):首の後ろの一番出っ張る骨と肩関節の一番端を結んだ線の丁度真ん中。
- 大椎(だいつい):首を下に向けた時に一番出っ張る骨の下。
以上です。大椎(だいつい)については、お灸が効果的です。今回紹介させて頂いた「ツボ」以外にも首周辺を押さえて、痛みがある所などは刺激を与えると効果がある箇所なので、ご自身で探して、刺激してみて下さい。ただご自身で刺激される時は刺激量に注意して下さい。やり過ぎて、逆に痛みがひどくなる場合があります。
本日は「寝違い」に効果のある「ツボ」をご紹介させて頂きましたが、如何でしたでしょうか?日々、「ツボ」の知識が増えていきますね。是非、あなたの健康維持の為に活用して下さい。明日は「四十肩・五十肩」に効果のある「ツボ」について紹介していきます。楽しみにして下さい!!
本日も最後まで読んで頂き有難うございます。また明日元気にお会いしましょう!!
YOLO(You Only Live Once)!!