【薬に頼らずに健康を維持したい】あなたへ⑯
おはようございます。高槻宗八鍼灸整骨院の佐藤です。昨晩は台風の影響で、スマホに避難勧告の通知がきて、2回も起こされてしまいました。午前2時と午前5時でした。このブログを読んで頂いているあなたは大丈夫でしたか?今年は本当に台風が多いですね。地震、大雨、台風と全国には多数被害を受けられた方々がおられると思います。1日も早い復興を祈っております。また、ハワイにも大型ハリケーンが接近しているようですね。日本だけでなく、世界で異常気象が起こっているようです。くれぐれも注意して下さいね。
さて、昨日は「四十肩、五十肩」に対して効果のある「ツボ」をご紹介させて頂きましたが、如何でしたでしょうか?本日は「急性腰痛(ギックリ腰)」に対して効果の高い「ツボ」を紹介させて頂きます。「よくギックリ腰になる」、「ギックリ腰恐怖症である」、「小さい子供などを抱っこする機会が多い」という方は是非最後まで読んで下さい。
「急性腰痛(ギックリ腰)」は、転倒時の打撲や捻挫によって生じるほか、重い物を持ち上げるなどの不自然な体位変換時に発症することがあります。痛みの原因としては、打撲傷や椎間関節の捻挫、腰椎椎間板ヘルニア、筋・筋膜性の炎症、高齢者では骨粗鬆症からくる椎体圧迫骨折など、様々なものが考えられます。原因を特定する為には、痛みが生じた状況を把握する事が重要で、転倒して骨折が疑われるなど、器質的な障害が疑われる場合には、専門の医療機関の受診をお勧めします。
私の経験上一番多い原因は「筋・筋膜性のギックリ腰」です。発症のキッカケはちょっとした事ですが、その前段階として、腰の筋肉の柔軟性が失われてしまっている事が大きな原因の1つです。日常生活の中で、長時間同じ姿勢でいることが多い方は日頃から運動やストレッチなどを積極的に行い、筋肉の柔軟性を保つ事が大事です。
それでは、「急性腰痛(ギックリ腰)」に対して効果の高い「ツボ」を紹介していきます。腰にある「ツボ」は効果の高い「ツボ」ばかりですが、数が多いので、今日は省きます。手と足にある「ツボ」を紹介していきますので、参考にして下さい。
手にあるツボ
- 腰腿点(ようたいてん):手の甲の2番目と3番目の骨の間の凹み、4番目と5番目の骨の間の凹み。
足にあるツボ
- 委中(いちゅう):膝の裏の真ん中
- 飛揚(ひよう):下腿部の外側、アキレス腱とふくらはぎの筋肉の間
- 跗陽(ふよう):下腿部の外側、腓骨とアキレス腱の間
- 崑崙(こんろん):外くるぶしとアキレス腱の間の凹む所
以上です。腰が痛いのに、手や足に「ツボ」があるの?と不思議に思われた方もおられるかもしれませんが、東洋医学的には全身に「経絡」というものが走っていて、その中に巡る「気」の過不足で病気になるとされていますので、全身は繋がっているという事です。
特にひどいギックリ腰の方は痛くて直接腰を触れないケースもあります。そういう時には手や足の「ツボ」を刺激して症状を緩和させることも出来るのです。
本日は「急性腰痛(ギックリ腰)」に対して効果の高い「ツボ」を紹介させて頂きました。明日は本日の続きで「慢性腰痛」に対して効果のある「ツボ」を紹介していきますので、お楽しみに!!
本日も最後まで読んで頂き有難うございました。また明日お会いしましょう!!
TGIF!!(Thank God It's Friday)