【薬に頼らずに健康を維持したい】あなたへ⑰
こんにちは。高槻宗八鍼灸整骨院の佐藤です。なんか最近また暑さがぶり返してきたみたいで、毎日暑いですね。今年は地震や大雨などの影響で、学校も早く始まるらしく、もう既に夏休みも終わって始まっている所もある様です。いつも夏休みの時期は小さい子供達を孫に持つ、おじいさん、おばあさん達が患者さんとして来院されるケースが多いです。その理由は、ズバリ「抱っこ」。普段から抱っこをし慣れていないおじいさん、おばあさん達がお盆などで、お孫さんが帰省され、抱っこをすると一発で腰にくるそうです。「ギックリ腰」まではいかなくても、腰を伸ばしたり、前かがみになったりする事が出来ません。小さいお孫さんがおられる方はくれぐれも気を付けて下さいね。
さて、昨日は「急性腰痛(ギックリ腰)」に効果のある「ツボ」を紹介させて頂きましたが、如何でしたでしょうか?本日は「慢性腰痛」に効果のある「ツボ」をご紹介させて頂きます。とは言ってもほとんどの「ツボ」が腰周辺にあり、「ツボ」の数も膨大なので、詳しい場所の説明は省かせて頂きますので、ご了承願います。
一概に「慢性腰痛」と言っても様々な原因、タイプがあるので、まずはその説明をさせて頂きます。
腰部の外傷の後遺症や、椎間円板や脊椎の変性などにより、腰痛が慢性的に持続する場合を慢性腰痛といいます。急性の腰痛の激しい痛みと異なり、鈍痛が長期間続きます。主なものには、以下のようなものがあります。
- 椎間関節性腰痛:椎間関節の変性による腰痛で、前屈時や健側(痛みがない側)への屈曲時に増強し、後屈時に軽減する。
- 腰椎分離症・腰椎すべり症:腰椎分離症は、椎間関節を構成している上関節突起と下関節突起の間の骨が欠けてしまい、腰椎の前方と後方が分かれてしまった状態で、朝起きた時に鈍痛を感じるが、動かしていると楽になる。しかし、激しい運動や仕事などで酷使すると、悪化する。上下の腰椎が前後にずれる腰椎すべり症に移行することがある。
- 変形性腰椎症:加齢による脊柱や周囲組織の変形に起因する腰痛。動作の初めに痛みがあるが、動作を続けていくと寛解する。しかし、同じ姿勢を続けていると痛みが増強する。
上記だけではないですが、大きく分けるとこの様になります。私の経験上、1番多いのは、「筋・筋膜性」腰痛です。それでは、これらの「慢性腰痛」に効果のある「ツボ」をご紹介していきます。一杯あるので、場所の位置は割愛させて頂きます。全て腰周辺になります。
- 腰陽関(こしようかん)
- 腰兪(ようゆ)
- 腎兪(じんゆ)
- 志室(ししつ)
- 気海兪(きかいゆ)
- 大腸兪(だいちょうゆ)
- 関元兪(かんげんゆ)
- 小腸兪(しょうちょうゆ)
- 膀胱兪(ぼうこうゆ)
- 中膂兪(ちゅうりょゆ)
- 白環兪(はっかんゆ)
- 上髎(じょうりょう)
- 次髎(じりょう)
- 中髎(ちゅうりょう)
- 秩辺(ちっぺん)
以上です。昨日の「急性腰痛(ギックリ腰)」に対する「ツボ」も効果が高いです。合わせて参考にしてみて下さい。
今週も様々な症例に対して効果の高い「ツボ」をご紹介させて頂きましたが、如何でしたでしょうか?明日は日曜日なので、更新は致しません。本日で一旦「薬に頼らずに健康を維持したい」シリーズは終了になります。来週からは何をお伝えしようか考えています。何かしらこのブログを読んで下さっているあなたの健康に役立つ情報を発信していきますので、お楽しみに!!
本日も最後まで読んで頂き有難うございました。また来週元気にお会いしましょう!!
Keep it up!!