宗八健康Labo

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【秋に多い身体のトラブルを回避したい】あなたへ

おはようございます。高槻宗八鍼灸整骨院の佐藤です。如何お過ごしですか?高槻市の小中学校は夏休みも終わり、昨日から始まった所も多い様ですね。今年は、地震や大雨などの影響で、学校が休みになる事が多かったので、少し早く始まったみたいです。夏の疲れが出ない様に頑張っていきましょう!!

 

さて、昨日もこのブログで予告させて頂きましたが、本日から「季節別に多い身体のトラブル」の紹介とケアの方法などを発信させて頂こうと思っています。これからの時期に多い身体のトラブル、どの様な事について注意をすれば、それが回避出来るのか、自分で出来る予防法やケアの方法をお伝えしていきます。

 

本日から数回に分けて「秋に多い身体のトラブル」について、説明、解説していきます。まだまだ暑くて夏の様ですが、暦上はもう「秋」です。「秋に多い身体のトラブル」について、知って頂き、予防する事で、あなたの身体に起こりやすいトラブルを回避して下さい。

 

まず、「秋」の定義ですが、暦の上では、立秋(8月8日頃)~立冬(11月8日頃)の前日を指します。二十四節気では、立秋処暑、白露、秋分寒露霜降にあたります。夏の「陽気」が衰えていくかわりに、「陰気」が増してくる時期です。「秋分」(9月23日頃)は「陰陽」が同じになる日で、昼夜の長さがほぼ同じになります。

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秋は陽気が少なくなっていく替わりに、陰気が多くなっていきます。陰気は堅める力、収める力です。少なくなっていく陽気を体内にしまい込んでしっかり蓄えます。秋は、春夏と活動的に動いた後かたずけです。陰気の力で陽気をしっかり内にしまい込み、来るべき冬に備えます。

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秋は五行でいうと「金」に分類され、人の身体でいうと「肺」が金にあたります。秋は金の性質が強くなる時期で、肺の働きも同じように活発になります。

東洋医学では、肺は「気」を操作するところです。肺が気を巡らせることで、皮毛を養い寒さやウイルスから身を守ります。肺がしっかりしていれば、風邪などにはかかりません。逆に肺が弱っていて、気の巡りが悪いと、抵抗力の弱い状態となり、寒さにあうと風邪を引きやすくなります

 

秋は夏の疲れがドット出る時です。この疲れには2つあります。1つは暑さに負けて体力を消耗したもの。もうひとつは暑さのためにクーラーや冷たい飲み物で身体を冷やしてしまったものです。

暑さで体力を消耗した人は、守りの力である抵抗力も落ちていますから、秋になって少しひんやりしてくると、その寒さがこたえます。

また、夏の暑さを避けるために身体を冷やしすぎた人もその寒さがこたえます。秋になって外気が冷たくなると、その侵入に対抗する「陽気」が必要になるのですが、夏の間身体を冷やし続けていたので、陽気をたくさん作ることができなくできなくなっているからです。

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真夏は、クーラーをガンガンかけ、冷たい物を飲んでも外が暑いので、身体を冷やすのと差し引きになり、なんとかバランスが取れています。しかし、夏が終わりに近づき、朝晩だけ涼しくなったりすると、真夏に冷やし続けてきた身体が涼しさについていけなくなり、身体がだるい、鼻がグズグズする、喉が痛い、寝違え、腰痛、下痢などの症状を引き起こします

 

本日は「秋」の季節の定義とどの様な季節かについて説明させていただきましたが、如何でしたでしょうか?これから本格的な「秋」に向かうこの時期から、しっかりと準備をしていきましょう!!明日から具体的に「秋に多い身体のトラブル」を紹介していくので、お楽しみにしていてください!!

 

本日も最後まで読んで頂き有難うございました。また明日元気にお会いしましょう!!

 

Good bye summer!! Welcome fall!!