宗八健康Labo

健康に興味がある方に対して健康法や治療法などの情報を提供します

【秋に多い身体のトラブルを回避したい】あなたへ➅

こんばんは。高槻宗八鍼灸整骨院の佐藤です。私は、昨日、一昨日と東京に勉強会に行ってきました。4月から始まったこの勉強会ですが、昨日で勉強会自体は終了しました。全6回の勉強会で色々な学びを得ました。ただ、知識や方法を教えて貰っても、実際にそれを行動に起こさないと何も学んでいないのと同じなので、これからは実際の現場で学んできた事が生かせる様にアウトプットしていきます。このブログを読んで頂いているあなたは良い週末を過ごせましたか?今週も張り切っていきましょう!!

 

先週から「秋に多い身体のトラブル」として、「ギックリ腰」、「憂鬱」、「風邪」、ぜんそくについて紹介させて頂きました。今日は「秋に行うセルフケアの方法」について紹介させて頂きます。「毎年秋になると調子が悪くなる」、「秋に必ず風邪を引く」、「秋になると憂鬱になる」という方は是非最後まで読んで下さい。

 

・秋に行うセルフケア

①冷たい物を控えめにする:夏の暑さのせいで、暑い間はついつい冷えた食べ物や飲み物を飲む機会が多かったと思いますが、この冷えのツケは秋冬にきます。冷たい物をとりすぎると胃腸を弱らせてしまいます。冬は「陰気」が多くなってくるので、身体の中に「陽気」を蓄えておかなければいけない時期なのですが、暑い夏にその「陽気」を損なっています。温かい消化の良いものをとって胃腸をリセットし、冬の寒さに備えましょう。

 

➁身体を温める根菜類を摂る:秋に旬を迎える秋野菜には、さつまいも、里芋、じゃがいも、長芋、ごぼう、チンゲン菜、しいたけ、しめじ、玉葱などがあります。秋の野菜は根菜や芋類が多く、身体をやさしく温めます。身体を冷やす夏の料理で疲れている胃や腸の調子を整えてくれます。秋は外気が少しずつ冷えていきます。夏と同じ様に、身体を冷やす物をとっていると、当然ですが、更に身体が冷えてしまいます。

f:id:sohachiacupuncture:20180903191649j:plain

 

➂冬の準備をする:夏の暑さが和らいでくると、朝晩が涼しくなってきます。まだ昼が暑い時期は寒暖の差がこたえて、筋肉がひきつりやすくなり、ギックリ腰や寝違えが起こります。ですから、秋口の寒さを感じない時期から、冷えを防ぐ事が大切です。

寒さというのは、感じ出してからではもう遅いです。冷えを感じた時には、もう侵入されているのです。汗ばまなくなった時期からタイツなどを履いて、アキレス腱や足首などを冷やさない様に対策して下さい。

 

➃とにかく足を冷やさない:最近はファッション的なこともあってか、特に若い女性はミニスカートを履いて脚を露出している方が多いです。風が冷たく感じる秋になると、外気にさらされた足が冷え、さらに下腹、腰と冷えが伝わっていきます。

生理痛や不妊症など、婦人科系の疾患の多くは、冷え性が原因であると言っても過言ではありません。子宮を中心とする女性特有の臓器は、赤ちゃんを育む為の場所であり、温かく軟らかいベッドである必要があります。その為には下腹部を冷やさない事が大切です。外気が冷えてくる季節には、足を冷やさない様な服装を心がけて下さい。

f:id:sohachiacupuncture:20180903191721j:plain

 

➄おへそ灸のすすめ:秋の腹痛下痢には、おへその上を温めるのが効果的です。あなたが自宅で出来る簡単な方法に電子レンジで温めて使える保温パッドがあります。薬局やドラッグストアなどで手に入ります。これを温めて朝晩10分ずつぐらい、おへそを中心にお腹に載せます。これを続けてもらうと、胃腸が丈夫になります。冬の寒いときには、下腹部に当てても良いです。

f:id:sohachiacupuncture:20180903191743j:plain

 

本日は「秋に行うセルフケアの方法」について紹介させて頂きましたが、如何でしたでしょうか?今回で「秋に多い身体のトラブル」シリーズは終わりにします。素敵で実りの多い秋になる事を願っています。

 

本日も最後まで読んで頂き有難うございました。また明日元気にお会いしましょう!!

Let's enjoy fall.