【本気で妊娠を望んでいる】あなたへ➂
おはようございます。高槻宗八鍼灸整骨院の佐藤です。北海道の方では昨日の地震から時間が経過してだんだんと被害の状況が明らかになってきています。ここ高槻でも台風の被害がまだまだ尾を引きそうな状況ですが、如何お過ごしでしょうか?これからますます災害による被害が増えていくと予想されていますので、いつ何が起きてもおかしくないという心持ちで気持ちも環境も準備を整えておきましょう!!それでは今日も元気にいってみたいと思います。
昨日は「本気で妊娠を望んでいる」方達に向けて「器質性不妊」と「機能性不妊」について簡単にお伝えさせて頂きました。本日はその「器質性不妊」と「機能性不妊」について詳しくお伝えさせて頂きたいと思います。ここは非常に重要なポイントなので、「本気で妊娠を望んでいる」方は最後まで読んで下さい。
昨日も言いましたが、「子供を望んでいるのに中々出来ない」方が最初にすべきは病院での検査を受けて原因を明らかにする事とお伝えしました。そして「不妊」には大きく分けて「器質性不妊」と「機能性不妊」の2つがあり、「器質性不妊」は検査結果で原因がはっきりしているもの、「機能性不妊」は検査の結果原因がはっきりしないものとお伝えしました。
・器質性不妊:病院で行われる基本的な検査で、妊娠に関わる異常が見つかった、原因の明確な不妊症を指します。女性の不妊因子別の割合を挙げておきます。
卵管通過障害(卵管内での受精障害や受精卵の通過障害):31.2%
排卵障害(視床下部・下垂体・卵巣系の異常 内分泌因子異常ともいう):9.8%
子宮内腔異常(子宮筋腫や子宮奇形、子宮内膜の異常などの着床障害):2.5%
その他:7.2%
特に異常なし:49.3%
・機能性不妊:不妊の原因検査を行っても、不妊の原因が特定できない場合の不妊をいいます。原因不明不妊ともいいます。機能性不妊(原因不明不妊)の頻度は、全不妊症患者の10~20%と書かれている報告が多く見受けられます。ただし、各々の病院や施設で検査する項目や診断基準が必ずしも一致していないので、機能性不妊(原因不明不妊)と判定される確率は施設間で差があり、同じ様な割合で出てくるとは限りません。上に挙げた不妊因子別割合でも、「特に異常なし」は49.3%ですから約半分近くが機能性不妊(原因不明不妊)として集計されています。
「器質性不妊」、「機能性不妊」のいずれにしても、鍼灸治療は有効だと考えています。「器質性不妊」の方に関しては基本的に病院との併用という形にはなりますが、鍼灸治療を行う事によってあなたが本来持っている「自然治癒力」(何か異常があれば、それを治そうとする力)を最大限に引き出せるので、鍼灸だけの力で治せるわけではありませんが、良い方向に向かわせる事が出来ます。
「機能性不妊」の方に関しては、鍼灸が最も得意とするところです。病院での検査結果で異常がなく、原因不明という西洋医学的な見方からだけの見解であり、東洋医学的に検査をすると異常が見つかる事が多いです。特に多いのが、冷え症体質で身体が全体的に冷えてしまい、気・血の巡りが悪くなってしまっているケースが多く、鍼灸治療によってそれが改善されるとすぐに妊娠される事も少なくありません。
本日は「器質性不妊」と「機能性不妊」について詳しくお伝えさせて頂きましたが、如何でしたでしょうか?明日は「男性不妊」についてお伝えさせて頂きます。今「男性不妊」が増えているというデータがあります。女性だけの問題ではありません。その辺を詳しくお伝えできたらなと思います。
本日も最後まで読んで頂き有難うございました。また明日元気にお会いしましょう!!
Oh,It's Friday today.TGIF(Thank God It's Friday!!)