宗八健康Labo

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【お灸でのセルフケアの方法を知りたい】あなたへ⑳

おはようございます。高槻宗八鍼灸整骨院の佐藤です。昨日ニュースを見ていると台湾の北東部で電車の脱線事故があって18人の方が死亡、190人が怪我をされたとありました。事故当時の映像も生々しく映っていました。私は台湾に友達がいるので、すぐにLINEで連絡しましたが、私の友達は無事だったようです。しかし、人生本当に何が起こるか分からないですね。改めて1日1日を悔いの無いように生きようと思いました。では、今日も張り切っていきましょう!!

 

さて、昨日は「頭痛(偏頭痛)」、「疲れ目(眼精疲労)」、「めまい・立ちくらみ」についてのセルフケアの方法をお伝えさせて頂きましたが、如何でしたでしょうか?本日は「虚弱体質」、「食欲不振」、「疲れやすい・過労」についてのセルフケアの方法をお伝えしていきます。是非最後まで読んで参考にして下さいね。

 

虚弱体質東洋医学的に診ると、虚弱体質とは先天の精・気、後天の精・気のどちらもが不足していることをいいます。食が細く、食の好き嫌いが激しいと、発育・成長が十分でなく虚弱な身体となります。そのため、消化吸収力を高め、後天の精・気を充実させることが大切になります。中脘や天枢、関元などで胃腸の調子を整え、消化吸収力を高めます。大椎や身柱などで脳や神経を休めて睡眠の質を向上させます。養生のツボの足三里へのお灸も忘れずに行うようにします。

ツボ:中脘(ちゅうかん)、天枢(てんすう)、関元(かんげん)、足三里(あしさんり)、大椎(だいつい)、身柱(しんちゅう)、脾兪(ひゆ)、腎兪(じんゆ)

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食欲不振:食欲不振は、発熱時、消化器疾患、内臓疾患、内分泌疾患、精神疾患など広範囲の病気で起こります。

東洋医学的には脾と胃の働きが衰えたときに起こるとされます。脾・胃が虚して起きる食欲不振(空腹感があるが食欲がない)のほかに、過食で脾胃に熱があるときも悪心、嘔吐があって上腹部がつかえて苦しくなる食欲不振が起こります。中脘などへのお灸で胃もたれに対応し、胃兪で胃を整え、胃腸障害にも効く万能ツボの足三里にもお灸をします。

ツボ:中脘(ちゅうかん)、天枢(てんすう)、気海(きかい)、足三里(あしさんり)、脾兪(ひゆ)、胃兪(いゆ)

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疲れやすい・過労:神経の使い過ぎや過度の肉体疲労からくる慢性疲労は、東洋医学では肝虚証といいます。睡眠不足を伴うことが多いので、まずは睡眠時間をしっかり取ります。タンパク質が多く含まれた、消化のよい食事に心掛け、中脘などへのお灸で胃の働きを高めます。肝兪や脾兪などへのお灸で肝と脾胃、腎の気血を補います。そして身体全体の気も落ちているので、肩井で全身の活力となるエネルギーを高め、足三里や百会など、全身の気を高めるツボへのお灸も行います。

ツボ:肩井(けんせい)、中脘(ちゅうかん)、天枢(てんすう)、関元(かんげん)、大椎(だいつい)、身柱(しんちゅう)、膈兪(かくゆ)、肝兪(かんゆ)、脾兪(ひゆ)、腎兪(じんゆ)、足三里(あしさんり)、百会(ひゃくえ)

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本日は「虚弱体質」、「食欲不振」、「疲れやすい・過労」に対してのセルフケアの方法をお伝えさせて頂きました。明日は「かぜ」、「花粉症・アレルギー性鼻炎」、「気管支喘息に対してのセルフケアの方法をお伝えしていきます。お楽しみに!!

 

本日も最後まで読んで頂き有難うございました。また明日元気にお会いしましょう!!

 

Have a great day!!

 

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