【お灸でのセルフケアの方法を知りたい】あなたへ㉔
おはようございます。高槻宗八鍼灸整骨院の佐藤です。私は最近ハマっているものがありまして、セブンイレブンのコーヒーなんですが、このブログを読んでおられるあなたはコーヒー好きですか?私は恥ずかしながら最近までコーヒーが飲めなかったのですが、ある患者さんから1日2~3杯は飲んだ方が良いとのご指摘を受けまして、飲んでみたら意外にイケるやんとなり、よくセブンにコーヒー買いに行くようになりました。でも睡眠の観点から言うと午後2時以降に飲むのはおススメしません。カフェインは摂取後8時間ぐらい体内に残り、交感神経の活動を高める働きをしますから、睡眠の質を下げてしまいます。飲むなら昼過ぎまでが良いです。でもコーヒーを飲める様になっただけで何か大人な気分になりますね。今日も張り切っていきましょう!!
さて、昨日は「ギックリ腰(急性腰痛)」、「坐骨神経痛」、「慢性腰痛」に対してのセルフケアの方法をお伝えさせて頂きましたが、如何でしたでしょうか?本日はこの「お灸でのセルフケアの方法を知りたい」あなたへシリーズ最終回、「耳鳴り・難聴」、「便秘」、「健康増進・病気予防」についてのセルフケアの方法をお伝えしていきます。お灸の歴史から始まり、早いもので今シリーズ24記事目になりました。お灸に興味は持って頂けましたか?このブログを通じてあなたが健康に楽しく質の高い人生を送って頂けると嬉しいです。
・耳鳴り・難聴:外耳・中耳の伝音機能に障害があるものを伝音性難聴、内耳から蝸牛、中枢経路の障害によるものを感音性難聴といい、突然に起きる突発性難聴もあります。耳鳴りの音はキンキンやジージーなどと表現されますが、自覚症状なので理解されにくく、それがさらなる苦痛にもなります。
東洋医学的には耳は腎が支配しており、加齢に伴い腎の機能が低下することで難聴・耳鳴りになるとされています。加齢に伴う腎気の衰えの改善や、津液(体内の水分)の流れをよくして、むくみを減らすお灸をします。
ツボ:太渓(たいけい)、外関(がいかん)、天柱(てんちゅう)、腎兪(じんゆ)、志室(ししつ)
・便秘症:便秘の多くは、腸の運動機能や排便反射の低下や水分摂取不足、多汗による体内の水分不足によります。
東洋医学的には脾・胃の熱、精神的ストレスによる大腸の働きの低下、気血のめぐりが悪いことによるとされます。頑固な便秘が続いているなら、胃腸の働きを高めるために、中脘や天枢、大腸兪などに、毎日お灸を続けます。腕にある支溝は、便秘や胃腸障害に効くツボです。健康には欠かせない足三里と三陰交へのお灸で気血のめぐりをよくします。
ツボ:中脘(ちゅうかん)、天枢(てんすう)、関元(かんげん)、大巨(だいこ)、脾兪(ひゆ)、大腸兪(だいちょうゆ)、支溝(しこう)、足三里(あしさんり)、三陰交(さんいんこう)
・健康増進・病気予防:東洋医学が考える健康とは、快食・快眠・快便(快月経)の状態です。気血を十分に取り入れるために、心肺機能と消化吸収機能を高めるツボにお灸をします。東洋医学では本格的な病気になる前に、健康を維持し続けるために手当を行うことが大切とされ、養生のためのお灸は健康な人にも普段から行われてきました。養生のツボで有名なのが足三里で、胃腸障害や下痢・便秘、健脚のツボです。
ツボ:百会(ひゃくえ)、中脘(ちゅうかん)、天枢(てんすう)、関元(かんげん)、大椎(だいつい)、肺兪(はいゆ)、膈兪(かくゆ)、肝兪(かんゆ)、脾兪(ひゆ)、腎兪(じんゆ)、足三里(あしさんり)、湧泉(ゆうせん)
本日は「耳鳴り・難聴」、「便秘症」、「健康増進・病気予防」についてのセルフケアの方法をお伝えさせて頂きました。今回のこのシリーズを通して少しでもあなたの健康に役立てたら幸いです。どんどん健康になって、人生の質を高めていきましょう。来週からは「冬に多い身体のトラブル」についてお伝えしていく予定です。是非参考にして下さいね。
本日も最後まで読んで頂き有難うございました。また来週元気にお会いしましょう!!
Have a good weekend.Keep it up!!
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