【冬に多い身体のトラブルを回避したい】あなたへ
おはようございます。高槻宗八鍼灸整骨院の佐藤です。昨日無事に34歳になりました。周りからは「もうおっさんやなー」と言われますが、気持ちはまだまだ15歳。頑張っていきますよー。最近、空気が乾燥してきているのか、唇がよく乾きます。その為、リップクリームをよく使うのですが、塗り過ぎているのか、必ず塗った後にベタベタします。それは普通ですか?それとも塗り過ぎなのでしょうか?誰か教えて下さい。宜しくお願いします。
さて、先週まで「お灸でのセルフケアの方法を知りたい」あなたに向けて、様々な症状に対してのセルフケアの方法をお伝えさせて頂きましたが、如何でしたでしょうか?何か当てはまる物があれば、是非参考にして、お灸でのセルフケアを習慣にして頂ければ、今よりも健康な状態になって頂けます。試してみて下さいね。
今週からは、これから冬に向けて増えてくる身体のトラブルについて、予防法やセルフケアの方法、気を付ける事等をお伝えさせて頂きます。以前にも「秋に多い身体のトラブル」についてお伝えさせて頂きましたが、その冬バージョンだと思って頂ければ良いです。もうそこまで冬は迫っていますから、今からしっかりと準備を整えていきましょう。
・東洋医学的な冬のとらえ方
冬の定義:一般的に一年の中で最も寒い期間を指しますが、二十四節気や旧暦のように、最も太陽が低く夜が長い期間を指すこともあります。
「陰」の極まる時期で、東洋医学では冬至の前後を冬とし、二十四節気を基準として、立冬(11月8日頃)から立春(2月4日頃)の前日までを指しますが、現代では気候のズレもありますから、11月から3月ぐらいまでを冬と考えて頂いても結構です。
二十四節気でいうと、立冬、小雪、大雪、冬至、小寒、大寒にあたります。
冬は蔵:冬はすべてのものが内に深くしまわれる季節です。果実は種として保存されます。「陰気」が旺盛になりますから、なるべく「陽気」を漏らさないように、活動をひかえます。陰気は「寒」だけでなく、固めたり、収める力を高めます。冬の間はこの力が働いて、陽気を内に守ります。
冬の病気:冬の病気は、主に冷えによるものです。さまざまな気候の害の中で、「寒」によるものが最も甚だしいものだといわれています。過去においても現代においても、インフルエンザなどの流感によって多くの人が命を落とすことがありました。
冷えから肌を守る:冬の寒さに負けないためには、身体に「陽気」をためて、冷えの侵入を防ぎます。冬は陽気が少ないですから、内にしっかりと守っておかなければなりません。
それにはまず活動をひかえること。人は陽気を発散循環させて生命活動をしているともいえます。積極的、活動的な動きというのは、陽気を費やします。冬は「陰気」が旺盛で陽気が少ない季節ですから、使った陽気は補えません。ですから、なるべく使わないことを考えましょう。そう考えると、冬はスポーツには向かない季節だといえるでしょう。動くことで、陽気が発散されると、身体が温もり汗腺が開きます。するとそのときに乗じて、冷えが身体に侵入します。
そして肌を守ること。冷えの侵入は、その際である肌の強さによって左右されます。そこで、しっかりと衣服などで肌を覆うことが大切です。
冷えの侵入経路としては、口からというのもあります。冷たいものを食べたり飲んだりすると、身体がてきめんに冷えます。
本日は「冬に多い身体のトラブルを回避したい」あなたに向けて、東洋医学的な「冬」の考え方についてお伝えさせて頂きました。もうそこまで迫ってきている「冬」に向けて、しっかりと準備をし、健康に過ごして頂ければと思います。明日から実際に「冬」に多い身体のトラブルについての説明をさせて頂きます。
本日も最後まで読んで頂き有難うございました。また明日元気にお会いしましょう。
Take care!!
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