【冬に多い身体のトラブルを回避したい】あなたへ➁
おはようございます。高槻宗八鍼灸整骨院の佐藤です。調子は如何ですか?当院では待合室に様々な植物を置いているのですが、夏の暑い時期とは違い、大分涼しくなってきているので水をやる量がだんだん分からなくなってきました。やり過ぎたら根腐れするし、やらなさ過ぎたら枯れるし、水やりも中々難しいですね。毎日植物に語りかけています。そうしていると不思議なものでどんどん元気になっていくような気がしています。気のせいかな??まあ今日もはりきっていきましょう。
さて、昨日から「冬に多い身体のトラブルを回避したい」あなたに向けて、冬に多い身体のトラブルとそのセルフケアの方法をお伝えしています。昨日は東洋医学的に考える「冬」の定義についてと冷えがトラブルの大元になっているという話をお伝えさせて頂きました。今日から実際の症状を取り上げてお伝えさせて頂きますので、是非最後まで読んでくださいね。
・冬に多い身体のトラブル①「高血圧症」
寒くなると血管が収縮して血圧も上がります。「ふらふらする」「ぼーっとする」などの症状がある方は、一度きちんと血圧を測ることをお勧めします。特に高血圧症で治療をしている人は、夜半や朝方にトイレに起きるときなどは気を付けなければいけません。暖かいお布団から勢いよく起きたりすると、血圧が急に上がり、心筋梗塞や脳梗塞など、重篤な病気につながることがあります。
このようなトラブルは、ちょっとした心がけで防ぐことができます。目が覚めて早くトイレに行きたいな、早く朝ご飯の用意に取り掛かりたいなと思ってもすぐ起き上がるのではなく、
1、寝たままで、手首、足首を動かし伸びをする
2、布団に座って軽く首・肩・腰を動かす
3、ゆっくりと起き上がる
4、何か羽織って、暖かくする
など準備をすることをお勧めします。こんなちょっとしたことでも、急激に心臓のポンプ圧が上がることなく無用なトラブルを防いでくれます。また、トイレに座って立ち上がる時も同様の注意が必要です。
「高血圧の薬は飲みだしたらやめられないから飲みません」という方も少なくありません。しかし、そんなことはありません。やめた方もたくさんいらっしゃいます。
ではなぜ、ちまたでやめられないといわれているか?それは血圧のお薬が治療薬ではなく、血圧を抑える役割しかないからです。ですから、皆さんおっしゃるように、高血圧症でお薬を飲んでいるだけでは治りません。ただ、血圧のお薬を飲んで血圧をコントロールしているうちに、運動や食事による体質改善で血圧が下がり、結果、薬を飲まなくてよくなった人はたくさんいらっしゃいます。薬を飲みだしてからのセルフケアも非常に大切なのです。
セルフケアのツボ:内関(ないかん)、肩井(けんせい)、肝兪(かんゆ)、脾兪(ひゆ)、腎兪(じんゆ)、足三里(あしさんり)、太渓(たいけい)
本日は冬に多い身体のトラブル「高血圧症」についての情報をお伝えさせて頂きました。明日は「肩こり」についてお伝えしていきます。お楽しみに!!
本日も最後まで読んで頂き有難うございました。また明日元気にお会いしましょう!!
Have a nice day!!
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