【東洋医学って何なの?】と思っているあなたへ➄
おはようございます。高槻宗八鍼灸整骨院の佐藤です。昨日家に帰るとサッカー日本代表がベネズエラとの国際親善マッチをテレビで見ていました。私は小学校の頃から三浦知良選手に憧れてサッカーをしていたのですが、昔に比べると格段にレベルが上がっていると思います。高校サッカー選手権などを見ていても、「本間に高校生なん?」と思う選手がゴロゴロいます。森安ジャパンになってからは負けなしなので、頑張って欲しいと思います。
さて、昨日は「東洋医学の基本概念:陰陽論、五行説」についてお伝えさせて頂きました。少し難しく感じられた方もいるかもしれませんが、東洋医学はこの2つがないと成り立たないくらい重要なものなので是非知っておいて頂けたらなと思います。
本日は「東洋医学からみた人体」についてお伝えさせて頂きます。是非最後まで読んで下さいね。
人間の身体について、東洋医学では次の3つの基本概念でとらえています。
1つめの概念は「そもそも人体とはどういうものか」です。
人間そのものは自然界の一部であり、その影響を受けていて、人体の構造も自然界と同じであると考えます。これが東洋医学における「身体概念」です。
たとえば、暖かい空気は上昇し、冷えた空気は下に溜まるように、人体においても頭部がのぼせたり、下半身が冷えたりします。また、自然界に四季があるように人間の体調も変化するのです。
自然界にあるものはすべて連動していますから、人間も身体も各臓器が単体で活動しているのではなく、互いに作用や影響し合って生命活動を維持しているのです。
こうした考えは、前回お伝えさせて頂いた陰陽論、五行説とも深くかかわっています。
2つめの概念は「人体は何によって生命を維持しているのか」です。
人体の主要な構成要素に「気」「血」「水」という3つの物質があり、これらが体内を循環することで生命活動を維持していると考えます。これを「気血水論」と言います。
3つめの概念は「人体の構造はどのようになっているか」です。
人体は肝、心、脾などの「臓」や、胆、小腸、胃などの「腑」を中心に身体全体を連結している「経絡」から成り立つと考えています。これを「臓腑経絡論」と言います。
これらの基本概念は、人体のとらえ方を考える場合だけでなく、病気の成り立ちを考える場合にも非常に重要になります。
本日は「東洋医学からみた人体」についてお伝えさせて頂きました。来週は本日紹介させて頂いた「気血水論」の詳しい説明をさせて頂きます。これを知る事によって、東洋医学的な人体観や病気観などを理解して頂ける様になると思います。お楽しみに!!
本日も最後まで読んで頂き有難うございました。また来週元気にお会いしましょう!!
Have a good weekend!!
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