【東洋医学って何なの?】と思っているあなたへ⑧
おはようございます。高槻宗八鍼灸整骨院の佐藤です。昨日はまたサッカー日本代表の試合がありましたね。対キルギス戦でしたが、強いですね。森安監督になってから負けなしです。メンバーも前回のワールドカップの時よりも若返ってメンバーの層も厚くなったような気がしているのは私だけでしょうか?来年にはアジア杯があるので、まずはアジアナンバーワンになって欲しいですね。
さて、昨日は「東洋医学の基本概念」の1つである「気血水論」について「気」「血」「水(津液)」各々解説させて頂きました。本日からは「東洋医学の基本概念」のもう1つである「臓腑経絡論」についてお伝えさせて頂きます。こちらも東洋医学的に身体を診る上で非常に大事な考え方になってくるので、是非最後まで読んで下さいね。
●「五臓六腑」とは?
東洋医学において、人体のしくみについての基礎理論である臓腑経絡論のうち、まずは「臓腑」について見ていきましょう。
「臓腑」とは内臓のことです。
東洋医学でのとらえ方は、西洋医学の内臓器官の分類とは多少異なります。東洋医学における臓腑は、単に内臓の名称を表すだけでなく、臓腑のもつ機能や役割などを含んだ、より広い意味をもっているのです。
五臓は「肝・心・脾・肺・腎」で、これに対応する腑は「胆・小腸・胃・大腸・膀胱」の5つです。6つめを「三焦」といい、これは臓腑が収まっている胸腔と腹腔のことを指します。
六腑は、主に食物の消化吸収を行い、飲食物を水穀の精微に変換するサポートをしています。また「水(津液)」の通路となり、水分代謝に関係するほか、便や尿などを溜めたり、排泄したりします。
臓と腑は裏と表のような関係があり、相互に協力し合いながら機能しています。「肝と胆」「心と小腸」「胃と脾」「肺と大腸」「腎と膀胱」という組み合わせです。
とくに関連の深い臓腑の場合は「脾胃」のように、消化器全体を表す言葉としてセットで用いられます。また「気・血・水」の生成や運搬は、臓腑どうしが密接な関連をもって行うため、ひとつの臓に異常が現れても、ほかの臓や腑に影響が出る場合もあります。
本日は「東洋医学の基本概念」である「臓腑経絡論」についてお伝えさせて頂きました。明日は「肝・心・脾」の働きについて詳しくお伝えさせて頂きます。お楽しみに!!
本日も最後まで読んで頂き有難うございました。また明日元気にお会いしましょう!!
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