宗八健康Labo

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【東洋医学って何なの?】と思っているあなたへ⑨

おはようございます。高槻宗八鍼灸整骨院の佐藤です。昨日は勤労感謝の日で祝日でしたが、良い休日を過ごせましたか?私は一昨日に大阪市内に行き、「メタトロン」という機械で全身のスキャンと身体のどこに問題があるのか?自分に合っている食材、合っていない食材、チャクラの状態などをチェックして頂きました。色々結果が出たのですが、食材に関しては自分が普段から好き好んで食べている物と自分の身体に合っている食材は全然違う事が分かり、ある意味ショックでした。人間1人1人の顔が違う様にその方によって身体に合っている食材、合っていない食材は違う事が良く分かりました。当院で行っている治療も1人1人の状態によって違います。それと一緒だなと思いました。

 

さて、前回は「東洋医学の基本概念」である「臓腑経絡論」についてお伝えさせて頂きましたが、如何でしたでしょうか?本日はその「臓腑経絡論」の五臓の中の「肝」について詳しく説明させて頂きます。是非最後まで読んで下さいね!!

 

 

五臓①:肝

「肝」は、「気」「血」との関係が深く、肝臓の機能だけでなく、精神面にも関係します。

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「肝」の機能

①:血脈や経絡を通じて「気」「血」の流れをコントロールする。

➁:血液の貯蔵と全身を循環している血流量の調節、血液の解毒を行う

 

「肝」と関連の深い臓器や器官

「肝」と六腑の中の「胆」は密接な関係にあり、「胆」の機能は「肝」に附属しているとされています。そのほかには、頭部、子宮などの生殖器、泌尿器、腱や靱帯、眼などとの関連が深いとされています。

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「肝」が不調になる原因

西洋医学ではウイルス、アルコール、過労などがあげられますが、東洋医学では、長期にわたるストレス(怒りの感情)や過労、栄養不足によって起こると考えられています。

 

「肝」の不調による症状

「肝」は不摂生や過労により働きが高ぶったり、肝臓の炎症を引き起こします。症状は、嘔吐、腹部膨満、口が苦い、脇の痛みなどで、悪化すると黄疸や肝炎、胆石などの病気となります。「肝」の「気」を調節する作用に障害が出ると、「気の上衝」が起こり、イライラ、怒りっぽくなる、のぼせ、めまい、胸脇苦満などの症状が起きます。

また、「肝」は「血」を貯蔵するところでもあるため、変調すると「血」が不足しやすくなります。皮膚の色つやが悪くなったり、女性の場合は月経不順などの症状が起きます。

このような不調が起きた場合、「肝」の炎症を鎮める「気」の流れを調える、「血」の不足を補うなどの治療を行います。

「気の上衝」:体内の「気」が上部に突き上げてくる状態。

「胸脇苦満」:みぞおちから胸のわきにかけて充満した感じがして苦しく、肋骨の下を押すと抵抗がある症状。

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本日は「東洋医学の基本概念」である「臓腑経絡論」の中の「肝」について詳しくお伝えさせて頂きました。来週は「臓腑経絡論」の続きで「心」について詳しくお伝えしていきますのでお楽しみに!!

 

本日も最後まで読んで頂き有難うございました。また来週元気にお会いしましょう!!

 

Have a good weekend!!

 

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