宗八健康Labo

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【東洋医学って何なの?】と思っているあなたへ⑩

おはようございます。高槻宗八鍼灸整骨院の佐藤です。良い週末を過ごせましたか?急に冷え込んできて、朝晩はすっかり冬の気候になりましたね。巷では風邪が流行っているみたいなのでくれぐれも身体を冷やさない様に注意して下さいね。高槻宗八鍼灸整骨院のLINE@でもあなたの「健康」に関する情報を発信させて頂いております。まだ、友達登録していない方は是非友達になって情報を取って頂けたら嬉しいです。

 

さて、先週は東洋医学の基本概念」である「臓腑経絡論」の「肝」について詳しくお伝えさせて頂きました。本日は「肝」に続いて「心」について詳しくお伝えしていきますので最後まで読んで下さいね。

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五臓➁:心

「心」は五臓の中でもっとも重要な臓器です。全身に「血」を送り出すだけでなく、精神や意識などもコントロールしています。

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「心」の機能

①:血液を全身に運搬し、血脈の働きや血流をコントロールする。

➁:精神・思考・判断処理・意識・言語機能などの中枢神経系の働きをつかさどる。

➂:汗の分泌をつかさどる。

 

「心」と関連の深い臓器や器官

「心」と対の腑は「小腸」です。また、顔や舌と関連が深く、顔色、言語、舌の運動、味覚などは「心」の状態の影響をうけます。

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「心」が不調になる原因

栄養不足や栄養過多による肥満、水分の過剰摂取、強い精神的ショック、持続的な精神的ストレスや睡眠不足などによって「心」が不調になることが多いです。

 

「心」の不調による症状

「心」のつかさどる中枢神経系に不調が起き、興奮過多になると発熱、顔面の紅潮、イライラ、不安などのほか、口内炎、舌の炎症などの症状が起きます。

「心」の「気」が不足すると神経衰弱、心臓神経症、冠状動脈不全、健忘症などの症状があり、さらに悪化すると身体の冷え、寒気、顔面蒼白などが加わります。「心」の「血」の不足は貧血、自律神経失調、不眠症などを起こし、悪化すると発熱、のぼせ、イライラ、口の渇きなどをともないます。

このような不調が起きた場合、「心」の興奮を鎮める治療や「気」「血」を補う治療などを行います。心臓機能そのものの疾患では、心筋梗塞などの重い疾患があります。

 

中枢神経系:脳と脊髄からなる神経の中枢部で全神経の統合・支配などの役割をしている。

 

本日は東洋医学の基本概念」である「臓腑経絡論」の「心」について詳しくお伝えさせて頂きました。明日は本日の続きで「脾」についてお伝えしていきますのでお楽しみに!!

 

本日も最後まで読んで頂き有難うございました。また明日元気にお会いしましょう!!

 

Have a wonderful day!!

 

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