宗八健康Labo

健康に興味がある方に対して健康法や治療法などの情報を提供します

【冬に多い身体のトラブルを回避したい】あなたへ➂

おはようございます。高槻宗八鍼灸整骨院の佐藤です。最近は朝晩と昼の温度差が大きくなり、院の前の木々の葉っぱも赤く色づいてきました。秋真っ只中ですが、如何お過ごしですか?今日本では野球の日本シリーズが開催されていますが、広島カープ福岡ソフトバンクも両者譲らずですね。アメリカのメジャーリーグはボストンレッドソックスワールドシリーズ制覇しましたね。日本シリーズの行方が楽しみです。

 

さて、昨日は「冬に多い身体のトラブル①:高血圧症」についてお伝えさせて頂きました。今日は「冬に多い身体のトラブル➁:肩こり」についてお伝えさせて頂きます。是非最後まで読んで参考にして頂き、あなたの健康に役立てて頂きたいです。

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冬に多い身体のトラブル➁「肩こり」

現代人はとかく肩のこるようなことばかりしています。手先の細かい仕事や、パソコン作業、携帯でメール、スマホでゲーム、インターネットなど、このようなとき肩は硬直、緊張して疲れています。その疲れからまず肩甲骨内側がこりだし、そのこりは肩全体に及んでいきます。そして肩全体がこると、今度は首・頭とこりが及んでいくケースと肩・肘・腕・手首に及んでいくケースがあります。

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首・頭がこると、頭痛・目の奥の痛み・耳鳴り・鼻炎・歯ぐきの腫れなどが起こりやすくなります。肩・首・頭がこることで、のぼせ上がった状態になり、その人の弱いところに熱症状を引き起こすからです。このようなことから、首から上のさまざまな症状は肩こりが原因と言っても差し支えないほどです。これらの症状は、肩こりを取るとかならず楽になります。

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肩こりは冬に限った症状ではないですが、寒さに身体を硬くしていることが多いとつらくなります。なぜかというと、寒さは足元から入ってきます。足元が冷えるとどうなるか?本来なら足を温めるはずだった熱エネルギーが、身体の上部に滞ります。お風呂のお湯を長時間おいておくと上は温かいのに、下は冷えているのと同じ状態になるのです。

のぼせは肩こりを強くし、首・頭まで広がっていきます。

このように冬場の足元の冷えは深刻です。できれば秋口からタイツなどで冷えないように保護しましょう。

 

セルフケアのツボ:肩井(けんせい)、風門(ふうもん)、身柱(しんちゅう)、曲池(きょくち)、足三里(あしさんり)、天柱(てんちゅう)、風池(ふうち)、中脘(ちゅうかん)

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本日は「冬に多い身体のトラブル➁:肩こり」についてお伝えさせて頂きました。明日は「冬に多い身体のトラブル➂:腰痛症」についてお伝えさせて頂きます。お楽しみに!!

 

本日も最後まで読んで頂き有難うございました。また明日元気にお会いしましょう。

 

Have a good one!!

 

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【冬に多い身体のトラブルを回避したい】あなたへ➁

 おはようございます。高槻宗八鍼灸整骨院の佐藤です。調子は如何ですか?当院では待合室に様々な植物を置いているのですが、夏の暑い時期とは違い、大分涼しくなってきているので水をやる量がだんだん分からなくなってきました。やり過ぎたら根腐れするし、やらなさ過ぎたら枯れるし、水やりも中々難しいですね。毎日植物に語りかけています。そうしていると不思議なものでどんどん元気になっていくような気がしています。気のせいかな??まあ今日もはりきっていきましょう。

 

さて、昨日から「冬に多い身体のトラブルを回避したい」あなたに向けて、冬に多い身体のトラブルとそのセルフケアの方法をお伝えしています。昨日は東洋医学的に考える「冬」の定義についてと冷えがトラブルの大元になっているという話をお伝えさせて頂きました。今日から実際の症状を取り上げてお伝えさせて頂きますので、是非最後まで読んでくださいね。

 

・冬に多い身体のトラブル①「高血圧症」

寒くなると血管が収縮して血圧も上がります。「ふらふらする」「ぼーっとする」などの症状がある方は、一度きちんと血圧を測ることをお勧めします。特に高血圧症で治療をしている人は、夜半や朝方にトイレに起きるときなどは気を付けなければいけません。暖かいお布団から勢いよく起きたりすると、血圧が急に上がり、心筋梗塞脳梗塞など、重篤な病気につながることがあります。

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このようなトラブルは、ちょっとした心がけで防ぐことができます。目が覚めて早くトイレに行きたいな、早く朝ご飯の用意に取り掛かりたいなと思ってもすぐ起き上がるのではなく、

1、寝たままで、手首、足首を動かし伸びをする

2、布団に座って軽く首・肩・腰を動かす

3、ゆっくりと起き上がる

4、何か羽織って、暖かくする

など準備をすることをお勧めします。こんなちょっとしたことでも、急激に心臓のポンプ圧が上がることなく無用なトラブルを防いでくれます。また、トイレに座って立ち上がる時も同様の注意が必要です。

「高血圧の薬は飲みだしたらやめられないから飲みません」という方も少なくありません。しかし、そんなことはありません。やめた方もたくさんいらっしゃいます。

ではなぜ、ちまたでやめられないといわれているか?それは血圧のお薬が治療薬ではなく、血圧を抑える役割しかないからです。ですから、皆さんおっしゃるように、高血圧症でお薬を飲んでいるだけでは治りません。ただ、血圧のお薬を飲んで血圧をコントロールしているうちに、運動や食事による体質改善で血圧が下がり、結果、薬を飲まなくてよくなった人はたくさんいらっしゃいます。薬を飲みだしてからのセルフケアも非常に大切なのです。

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セルフケアのツボ:内関(ないかん)、肩井(けんせい)、肝兪(かんゆ)、脾兪(ひゆ)、腎兪(じんゆ)、足三里(あしさんり)、太渓(たいけい)

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f:id:sohachiacupuncture:20181030094431j:plain足三里

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本日は冬に多い身体のトラブル「高血圧症」についての情報をお伝えさせて頂きました。明日は「肩こり」についてお伝えしていきます。お楽しみに!!

 

本日も最後まで読んで頂き有難うございました。また明日元気にお会いしましょう!!

 

Have a nice day!!

 

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【冬に多い身体のトラブルを回避したい】あなたへ

おはようございます。高槻宗八鍼灸整骨院の佐藤です。昨日無事に34歳になりました。周りからは「もうおっさんやなー」と言われますが、気持ちはまだまだ15歳。頑張っていきますよー。最近、空気が乾燥してきているのか、唇がよく乾きます。その為、リップクリームをよく使うのですが、塗り過ぎているのか、必ず塗った後にベタベタします。それは普通ですか?それとも塗り過ぎなのでしょうか?誰か教えて下さい。宜しくお願いします。

 

さて、先週まで「お灸でのセルフケアの方法を知りたい」あなたに向けて、様々な症状に対してのセルフケアの方法をお伝えさせて頂きましたが、如何でしたでしょうか?何か当てはまる物があれば、是非参考にして、お灸でのセルフケアを習慣にして頂ければ、今よりも健康な状態になって頂けます。試してみて下さいね。

 

今週からは、これから冬に向けて増えてくる身体のトラブルについて、予防法やセルフケアの方法、気を付ける事等をお伝えさせて頂きます。以前にも「秋に多い身体のトラブル」についてお伝えさせて頂きましたが、その冬バージョンだと思って頂ければ良いです。もうそこまで冬は迫っていますから、今からしっかりと準備を整えていきましょう。

 

東洋医学的な冬のとらえ方

冬の定義:一般的に一年の中で最も寒い期間を指しますが、二十四節気や旧暦のように、最も太陽が低く夜が長い期間を指すこともあります。

「陰」の極まる時期で、東洋医学では冬至の前後を冬とし、二十四節気を基準として、立冬(11月8日頃)から立春(2月4日頃)の前日までを指しますが、現代では気候のズレもありますから、11月から3月ぐらいまでを冬と考えて頂いても結構です。

二十四節気でいうと、立冬小雪、大雪、冬至小寒大寒にあたります。

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冬は蔵:冬はすべてのものが内に深くしまわれる季節です。果実は種として保存されます。「陰気」が旺盛になりますから、なるべく「陽気」を漏らさないように、活動をひかえます。陰気は「寒」だけでなく、固めたり、収める力を高めます。冬の間はこの力が働いて、陽気を内に守ります。

 

冬の病気冬の病気は、主に冷えによるものです。さまざまな気候の害の中で、「寒」によるものが最も甚だしいものだといわれています。過去においても現代においても、インフルエンザなどの流感によって多くの人が命を落とすことがありました。

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冷えから肌を守る:冬の寒さに負けないためには、身体に「陽気」をためて、冷えの侵入を防ぎます。冬は陽気が少ないですから、内にしっかりと守っておかなければなりません。

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それにはまず活動をひかえること。人は陽気を発散循環させて生命活動をしているともいえます。積極的、活動的な動きというのは、陽気を費やします。冬は「陰気」が旺盛で陽気が少ない季節ですから、使った陽気は補えません。ですから、なるべく使わないことを考えましょう。そう考えると、冬はスポーツには向かない季節だといえるでしょう。動くことで、陽気が発散されると、身体が温もり汗腺が開きます。するとそのときに乗じて、冷えが身体に侵入します。

そして肌を守ること。冷えの侵入は、その際である肌の強さによって左右されます。そこで、しっかりと衣服などで肌を覆うことが大切です。

冷えの侵入経路としては、口からというのもあります。冷たいものを食べたり飲んだりすると、身体がてきめんに冷えます。

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本日は「冬に多い身体のトラブルを回避したい」あなたに向けて、東洋医学的な「冬」の考え方についてお伝えさせて頂きました。もうそこまで迫ってきている「冬」に向けて、しっかりと準備をし、健康に過ごして頂ければと思います。明日から実際に「冬」に多い身体のトラブルについての説明をさせて頂きます。

 

本日も最後まで読んで頂き有難うございました。また明日元気にお会いしましょう。

 

Take care!!

 

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【お灸でのセルフケアの方法を知りたい】あなたへ㉔

おはようございます。高槻宗八鍼灸整骨院の佐藤です。私は最近ハマっているものがありまして、セブンイレブンのコーヒーなんですが、このブログを読んでおられるあなたはコーヒー好きですか?私は恥ずかしながら最近までコーヒーが飲めなかったのですが、ある患者さんから1日2~3杯は飲んだ方が良いとのご指摘を受けまして、飲んでみたら意外にイケるやんとなり、よくセブンにコーヒー買いに行くようになりました。でも睡眠の観点から言うと午後2時以降に飲むのはおススメしません。カフェインは摂取後8時間ぐらい体内に残り、交感神経の活動を高める働きをしますから、睡眠の質を下げてしまいます。飲むなら昼過ぎまでが良いです。でもコーヒーを飲める様になっただけで何か大人な気分になりますね。今日も張り切っていきましょう!!

 

さて、昨日は「ギックリ腰(急性腰痛)」、「坐骨神経痛」、「慢性腰痛」に対してのセルフケアの方法をお伝えさせて頂きましたが、如何でしたでしょうか?本日はこの「お灸でのセルフケアの方法を知りたい」あなたへシリーズ最終回、「耳鳴り・難聴」、「便秘」、「健康増進・病気予防」についてのセルフケアの方法をお伝えしていきます。お灸の歴史から始まり、早いもので今シリーズ24記事目になりました。お灸に興味は持って頂けましたか?このブログを通じてあなたが健康に楽しく質の高い人生を送って頂けると嬉しいです。

 

耳鳴り・難聴:外耳・中耳の伝音機能に障害があるものを伝音性難聴、内耳から蝸牛、中枢経路の障害によるものを感音性難聴といい、突然に起きる突発性難聴もあります。耳鳴りの音はキンキンやジージーなどと表現されますが、自覚症状なので理解されにくく、それがさらなる苦痛にもなります。

東洋医学的には耳は腎が支配しており加齢に伴い腎の機能が低下することで難聴・耳鳴りになるとされています。加齢に伴う腎気の衰えの改善や、津液(体内の水分)の流れをよくして、むくみを減らすお灸をします。

ツボ:太渓(たいけい)、外関(がいかん)、天柱(てんちゅう)、腎兪(じんゆ)、志室(ししつ)

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便秘症:便秘の多くは、腸の運動機能や排便反射の低下や水分摂取不足、多汗による体内の水分不足によります。

東洋医学的には脾・胃の熱、精神的ストレスによる大腸の働きの低下、気血のめぐりが悪いことによるとされます。頑固な便秘が続いているなら、胃腸の働きを高めるために、中脘や天枢、大腸兪などに、毎日お灸を続けます。腕にある支溝は、便秘や胃腸障害に効くツボです。健康には欠かせない足三里と三陰交へのお灸で気血のめぐりをよくします。

ツボ:中脘(ちゅうかん)、天枢(てんすう)、関元(かんげん)、大巨(だいこ)、脾兪(ひゆ)、大腸兪(だいちょうゆ)、支溝(しこう)、足三里(あしさんり)、三陰交(さんいんこう)

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健康増進・病気予防東洋医学が考える健康とは、快食・快眠・快便(快月経)の状態です。気血を十分に取り入れるために、心肺機能と消化吸収機能を高めるツボにお灸をします。東洋医学では本格的な病気になる前に、健康を維持し続けるために手当を行うことが大切とされ、養生のためのお灸は健康な人にも普段から行われてきました。養生のツボで有名なのが足三里で、胃腸障害や下痢・便秘、健脚のツボです。

ツボ:百会(ひゃくえ)、中脘(ちゅうかん)、天枢(てんすう)、関元(かんげん)、大椎(だいつい)、肺兪(はいゆ)、膈兪(かくゆ)、肝兪(かんゆ)、脾兪(ひゆ)、腎兪(じんゆ)、足三里(あしさんり)、湧泉(ゆうせん)

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本日は「耳鳴り・難聴」、「便秘症」、「健康増進・病気予防」についてのセルフケアの方法をお伝えさせて頂きました。今回のこのシリーズを通して少しでもあなたの健康に役立てたら幸いです。どんどん健康になって、人生の質を高めていきましょう。来週からは「冬に多い身体のトラブル」についてお伝えしていく予定です。是非参考にして下さいね。

 

本日も最後まで読んで頂き有難うございました。また来週元気にお会いしましょう!!

 

Have a good weekend.Keep it up!!

 

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質問なども受け付けてます。

 

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【お灸でのセルフケアの方法を知りたい】あなたへ㉓

おはようございます。高槻宗八鍼灸整骨院の佐藤です。突然ですが、あなたは「アンパンマン」をご存じですか?「アンパンマン」って凄いですよね?何故かと言うと私には1歳半になる娘がいるのですが、その娘は「アンパンマン」が大好きなんです。でもよくよく考えてみると私が小さい頃も「アンパンマン」に夢中になっていた時期がありました。30年以上経過しても小さい子供達の「アンパンマン」に対する興味や好きという気持ちは変わっていないのだなと感心しています。因みに、どうでもいいですが、私が小さいときはカレーパンマン派でした。食パンマンが好きな子とは絶対に合わないと勝手に思っていました。うん。どうでもいいですね。今日も張り切っていきましょう!!

 

さて、昨日は「膝の痛み(変形性膝関節症)」、「太りやすい」、「むくみ」に対してのセルフケアの方法をお伝えさせて頂きましたが、如何でしたでしょうか?本日は「ギックリ腰(急性腰痛)」、「坐骨神経痛」、「慢性腰痛」についてのセルフケアの方法についてお伝えさせて頂きます。先週から様々な症状についてのセルフケアの方法をお伝えさせて頂いてきましたが、このシリーズは明日で一旦終了予定です。今日含めてあと2回。最後まで読んで下さい。

 

ギックリ腰(急性腰痛):急性の腰痛は痛みが強く、筋・筋膜の炎症を起こしていることがあります。また、急激な動作で関節組織が損傷されることもあります。

東洋医学的には、風・寒・湿の外邪の侵襲によって引き起こされ、気血の運行が阻害されることでも起こるとされています。このようにギックリ腰は前触れもなく起こる腰の激しい痛みのように思えても、実は以前からストレスや冷え、腰の負担があり、そこに少しの力が加わり発症したものなので、筋緊張や血行の改善のお灸も行います。

ツボ:腎兪(じんゆ)、志室(ししつ)、大腸兪(だいちょうゆ)、上髎(じょうりょう)、次髎(じりょう)、承山(しょうざん)

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坐骨神経痛:腰椎の4番から仙骨の1番の椎間孔付近で起こる腰椎の変性により、神経根が傷害されて根性の坐骨神経痛になります。また、臀部の梨状筋の緊張や外傷でも坐骨神経痛は起こります。

東洋医学的には風・寒・湿の外邪の侵襲によって引き起こされる肝虚証とされ、気血の運行が阻害されることでも起こります。冷えや血行不良により悪化するので、まずは関元にお灸をして下半身の血行を促して温めます。足三里、解渓、殷門など、太腿から足首までまんべんなくお灸をします。

ツボ:関元(かんげん)、足三里(あしさんり)、解渓(かいけい)、殷門(いんもん)、委中(いちゅう)、承山(しょうざん)、太渓(たいけい)、腎兪(じんゆ)、志室(ししつ)、大腸兪(だいちょうゆ)、次髎(じりょう)

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慢性腰痛:慢性腰痛は痛みが長期におよぶ腰痛で、加齢や長期間の過度の労働などにより椎間関節が変性して引き起こされます。また筋・筋膜に長時間負荷がかかることや、精神的ストレスも痛みを助長する原因といわれます。

東洋医学的には風・寒・湿の外邪の侵襲によって引き起こされ、気血の運行が阻害されることでも起こるとされます。中脘、天枢、関元、志室などおなかや腰まわりへのお灸を中心にして冷えや血行を改善し、気のめぐりもよくして痛みの悪循環を取るようにします。

ツボ:中脘(ちゅうかん)、天枢(てんすう)、関元(かんげん)、太渓(たいけい)、崑崙(こんろん)、肝兪(かんゆ)、腎兪(じんゆ)、志室(ししつ)、大腸兪(だいちょうゆ)

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本日は「ギックリ腰(急性腰痛)」、「坐骨神経痛」、「慢性腰痛」に対してのセルフケアの方法をお伝えさせて頂きました。明日はシリーズ最後、「耳鳴り・難聴」、「便秘症」、「健康増進・病気予防」についてのセルフケアの方法をお伝えさせて頂きますのでお楽しみに!!

 

本日も最後まで読んで頂き有難うございました。また明日元気にお会いしましょう!!

 

Have a good day!!

 

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【お灸でのセルフケアの方法を知りたい】あなたへ㉒

おはようございます。高槻宗八鍼灸整骨院の佐藤です。今日も朝から素晴らしい秋晴れですね。如何お過ごしですか?高槻宗八鍼灸整骨院では、只今「睡眠」について悩んでいる、もしくは何か問題を抱えている方を対象に「睡眠」の問題を解決するべく、無料モニターを限定5名で募集していますモニター期間は1カ月、治療は週1回の合計4回です。1回の治療時間は約1時間。完全予約制とさせて頂きます。日々の睡眠について何か悩んでおられる事があれば今すぐ連絡下さい。連絡方法は2通りです☎072-681-8008に電話して頂くか、このブログの最後に当院のLINE@のリンクを貼っているので、LINEをされている方はLINEで友達になって頂き、そこから「無料モニター希望」とメッセージを下さい。当院は「不眠」の症状で悩んでおられる方に対して、「不眠治療専門院」として、全力で悩みを解決して頂けるように応援させて頂きます。限定5名なのでモニター希望の方は今スグ連絡して下さい。

 

さて、昨日は「かぜ」、「花粉症・アレルギー性鼻炎」、「気管支喘息についてのセルフケアの方法をお伝えさせて頂きましたが、如何でしたでしょうか?「かぜ」は今流行っているみたいなので、くれぐれも気を付けて下さいね。本日は「膝の痛み(変形性膝関節症)」、「太りやすい」、「むくみ」に対してのセルフケアの方法をお伝えしていきますので最後まで読んで下さい。

 

膝の痛み(変形性膝関節症):変形性膝関節症は膝関節を構成する骨・軟骨・靱帯などの加齢変性、筋肉の萎縮など、中高年になって起こる退行変化による膝の痛みです。歩行痛、正座痛、階段昇降時痛、動作開始時痛などの症状が出ます。

東洋医学的には痺証といわれ、肝虚証、腎虚による関節の痛みや痺れを伴うものと考えられます。膝周辺の血海などのほか、腎兪や大腸兪などで血流を改善します。膝周囲の痛みのあるところに灸をしますが、炎症の度合いによっては刺激量を加減します。

ツボ:腎兪(じんゆ)、大腸兪(だいちょうゆ)、血海(けっかい)、梁丘(りょうきゅう)、内膝眼(ないしつがん)、陽陵泉(ようりょうせん)、足三里(あしさんり)、委中(いちゅう)、承山(しょうざん)、湧泉(ゆうせん)

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太りやすい:太りやすい人は過食、運動不足、不規則な食生活をする傾向があります。内分泌性肥満、甲状腺機能低下症、糖尿病、遺伝性肥満などの症候性もあります。

東洋医学的には、太りやすい身体の状態は気血水の流れが悪くなっていると考えられます。ですから気血水の流れをよくしながら、基礎代謝を改善させるようなお灸をします。中脘や合谷などで血のめぐり、三陰交などで気のめぐり、水分や湧泉などで水の流れをよくするお灸をして、養生の足三里にもお灸を行います。

ツボ:中脘(ちゅうかん)、水分(すいぶん)、足三里(あしさんり)、三陰交(さんいんこう)、合谷(ごうこく)、承山(しょうざん)、湧泉(ゆうせん)

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むくみ:むくみ(浮腫)は身体の水分が異常に増加してしまう疾患です。組織間液の増加によるもので、多くは腎臓病によりますが、心不全、肝硬変、薬剤性のものや、原因不明の特発性浮腫などもあります。

東洋医学的には腎と肺の病証です。脾、胃の働きが低下していると考えられ、津液(体内の水分)と関係の深い脾・胃、肺、腎の働きを活発にする水分や水道などへお灸をします。足首にある復溜も体内に滞留している津液の代謝を促すツボです。

ツボ:中脘(ちゅうかん)、天枢(てんすう)、水分(すいぶん)、水道(すいどう)、曲池(きょくち)、湧泉(ゆうせん)、肺兪(はいゆ)、脾兪(ひゆ)、腎兪(じんゆ)、三陰交(さんいんこう)、復溜(ふくりゅう)

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本日は「膝の痛み(変形性膝関節症)」、「太りやすい」、「むくみ」に対してのセルフケアの方法をお伝えさせて頂きました。明日は「ギックリ腰(急性腰痛)」、「坐骨神経痛」、「慢性腰痛」に対してのセルフケアの方法をお伝えさせて頂きます。お楽しみに!!

 

本日も最後まで読んで頂き有難うございました。また明日元気にお会いしましょう!!

 

See you guys tomorrow!!

 

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【お灸でのセルフケアの方法を知りたい】あなたへ㉑

おはようございます。高槻宗八鍼灸整骨院の佐藤です。私は自宅から院まで歩いて通勤しているのですが、元々の体温が高いのか今だに暑く感じます。その為、まだ半袖、半パンで歩いているのですが、通勤途中、帰宅途中で会う通りがかりの人達の視線が冷たく感じます。気のせいでしょうか?確かに真夏よりは大分気温も下がって涼しくなりましたが、寒いとは1ミリも感じません。視線に負けずに頑張ります。

 

さて、昨日は「虚弱体質」、「食欲不振」、「疲れやすい・過労」についてのセルフケアの方法についてお伝えさせて頂きましたが、如何でしたでしょうか?本日は最近多い「かぜ」、「花粉症・アレルギー性鼻炎」、「気管支喘息についてのセルフケアの方法をお伝えしていきます。是非最後まで読んで下さい。

 

「かぜ」:一般的には発熱、咽頭の痛み、くしゃみ鼻水などの症状を伴うものをかぜといっています。多くはウイルス感染によりますが、正式な病名は「かぜ症候群」といわれるほど症状や原因は多岐にわたり、いまだにかぜの正体は不明なのです。

東洋医学的には風寒の邪気の侵襲による外感性発熱と、不規則な生活(食事や睡眠の不節)による内傷性発熱があります。そして後者を肺虚証と診ます。特にかぜのひき始めには中府、風池、風門、肺兪などにお灸をして、身体を温めて症状を緩和します。

ツボ:天突(てんとつ)、中府(ちゅうふ)、肩井(けんせい)、大椎(だいつい)、風池(ふうち)、風門(ふうもん)、太淵(たいえん)、中脘(ちゅうかん)、肺兪(はいゆ)、脾兪(ひゆ)、腎兪(じんゆ)、復溜(ふくりゅう)

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花粉症・アレルギー性鼻炎:おおまかにいって花粉症はアレルギー性鼻炎の症状に目のかゆみが加わったもの。どちらも症状を起こすアレルギー物質(アレルゲン)が体内に侵入して起こります。

東洋医学的には、体内の水分代謝に関係していると診ます。肺虚証、脾虚証、腎虚によるため、水分の吸収や排出を改善するお灸を行います。注意事項は、お灸の煙を鼻から吸わないこと。両眉毛の中央にある印堂は花粉症や蓄膿症、鼻血、めまいなどによく効くツボですが、鼻に近いので要注意です。

ツボ:印堂(いんどう)、孔最(こうさい)、合谷(ごうこく)、天柱(てんちゅう)、風池(ふうち)、中脘(ちゅうかん)、脾兪(ひゆ)、足三里(あしさんり)、三陰交(さんいんこう)

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気管支喘息気管支喘息慢性の炎症性気道障害で、気道の炎症や浮腫によるものと、アレルギー性のものがあります。ステロイド薬や気管支拡張剤が広く使われます。

東洋医学的には肺・脾・腎の病証で津液(体内の水分)の代謝をよくする治療が中心となります。津液は飲食物から胃腸で吸収され、肺は胃からの津液を全身へ拡散し、腎はそれを集めて不要なものを尿として排泄するので、その流れをよくするお灸をします。お灸の煙を吸い込まないように注意してください。

ツボ:中府(ちゅうふ)、膻中(だんちゅう)、孔最(こうさい)、肺兪(はいゆ)、脾兪(ひゆ)、腎兪(じんゆ)、関元(かんげん)、豊隆(ほうりゅう)

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本日は「かぜ」、「花粉症・アレルギー性鼻炎」、「気管支喘息のセルフケアの方法についてお伝えさせて頂きました。明日は「膝の痛み(変形性膝関節症)」、「太りやすい」、「むくみ」についてのセルフケアの方法をお伝えしていきます。お楽しみに。

 

本日も最後まで読んで頂き有難うございました。また明日元気にお会いしましょう!!

 

Have fun!!

 

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