宗八健康Labo

健康に興味がある方に対して健康法や治療法などの情報を提供します

【お灸でのセルフケアの方法を知りたい】あなたへ㉔

おはようございます。高槻宗八鍼灸整骨院の佐藤です。私は最近ハマっているものがありまして、セブンイレブンのコーヒーなんですが、このブログを読んでおられるあなたはコーヒー好きですか?私は恥ずかしながら最近までコーヒーが飲めなかったのですが、ある患者さんから1日2~3杯は飲んだ方が良いとのご指摘を受けまして、飲んでみたら意外にイケるやんとなり、よくセブンにコーヒー買いに行くようになりました。でも睡眠の観点から言うと午後2時以降に飲むのはおススメしません。カフェインは摂取後8時間ぐらい体内に残り、交感神経の活動を高める働きをしますから、睡眠の質を下げてしまいます。飲むなら昼過ぎまでが良いです。でもコーヒーを飲める様になっただけで何か大人な気分になりますね。今日も張り切っていきましょう!!

 

さて、昨日は「ギックリ腰(急性腰痛)」、「坐骨神経痛」、「慢性腰痛」に対してのセルフケアの方法をお伝えさせて頂きましたが、如何でしたでしょうか?本日はこの「お灸でのセルフケアの方法を知りたい」あなたへシリーズ最終回、「耳鳴り・難聴」、「便秘」、「健康増進・病気予防」についてのセルフケアの方法をお伝えしていきます。お灸の歴史から始まり、早いもので今シリーズ24記事目になりました。お灸に興味は持って頂けましたか?このブログを通じてあなたが健康に楽しく質の高い人生を送って頂けると嬉しいです。

 

耳鳴り・難聴:外耳・中耳の伝音機能に障害があるものを伝音性難聴、内耳から蝸牛、中枢経路の障害によるものを感音性難聴といい、突然に起きる突発性難聴もあります。耳鳴りの音はキンキンやジージーなどと表現されますが、自覚症状なので理解されにくく、それがさらなる苦痛にもなります。

東洋医学的には耳は腎が支配しており加齢に伴い腎の機能が低下することで難聴・耳鳴りになるとされています。加齢に伴う腎気の衰えの改善や、津液(体内の水分)の流れをよくして、むくみを減らすお灸をします。

ツボ:太渓(たいけい)、外関(がいかん)、天柱(てんちゅう)、腎兪(じんゆ)、志室(ししつ)

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便秘症:便秘の多くは、腸の運動機能や排便反射の低下や水分摂取不足、多汗による体内の水分不足によります。

東洋医学的には脾・胃の熱、精神的ストレスによる大腸の働きの低下、気血のめぐりが悪いことによるとされます。頑固な便秘が続いているなら、胃腸の働きを高めるために、中脘や天枢、大腸兪などに、毎日お灸を続けます。腕にある支溝は、便秘や胃腸障害に効くツボです。健康には欠かせない足三里と三陰交へのお灸で気血のめぐりをよくします。

ツボ:中脘(ちゅうかん)、天枢(てんすう)、関元(かんげん)、大巨(だいこ)、脾兪(ひゆ)、大腸兪(だいちょうゆ)、支溝(しこう)、足三里(あしさんり)、三陰交(さんいんこう)

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健康増進・病気予防東洋医学が考える健康とは、快食・快眠・快便(快月経)の状態です。気血を十分に取り入れるために、心肺機能と消化吸収機能を高めるツボにお灸をします。東洋医学では本格的な病気になる前に、健康を維持し続けるために手当を行うことが大切とされ、養生のためのお灸は健康な人にも普段から行われてきました。養生のツボで有名なのが足三里で、胃腸障害や下痢・便秘、健脚のツボです。

ツボ:百会(ひゃくえ)、中脘(ちゅうかん)、天枢(てんすう)、関元(かんげん)、大椎(だいつい)、肺兪(はいゆ)、膈兪(かくゆ)、肝兪(かんゆ)、脾兪(ひゆ)、腎兪(じんゆ)、足三里(あしさんり)、湧泉(ゆうせん)

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本日は「耳鳴り・難聴」、「便秘症」、「健康増進・病気予防」についてのセルフケアの方法をお伝えさせて頂きました。今回のこのシリーズを通して少しでもあなたの健康に役立てたら幸いです。どんどん健康になって、人生の質を高めていきましょう。来週からは「冬に多い身体のトラブル」についてお伝えしていく予定です。是非参考にして下さいね。

 

本日も最後まで読んで頂き有難うございました。また来週元気にお会いしましょう!!

 

Have a good weekend.Keep it up!!

 

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【お灸でのセルフケアの方法を知りたい】あなたへ㉓

おはようございます。高槻宗八鍼灸整骨院の佐藤です。突然ですが、あなたは「アンパンマン」をご存じですか?「アンパンマン」って凄いですよね?何故かと言うと私には1歳半になる娘がいるのですが、その娘は「アンパンマン」が大好きなんです。でもよくよく考えてみると私が小さい頃も「アンパンマン」に夢中になっていた時期がありました。30年以上経過しても小さい子供達の「アンパンマン」に対する興味や好きという気持ちは変わっていないのだなと感心しています。因みに、どうでもいいですが、私が小さいときはカレーパンマン派でした。食パンマンが好きな子とは絶対に合わないと勝手に思っていました。うん。どうでもいいですね。今日も張り切っていきましょう!!

 

さて、昨日は「膝の痛み(変形性膝関節症)」、「太りやすい」、「むくみ」に対してのセルフケアの方法をお伝えさせて頂きましたが、如何でしたでしょうか?本日は「ギックリ腰(急性腰痛)」、「坐骨神経痛」、「慢性腰痛」についてのセルフケアの方法についてお伝えさせて頂きます。先週から様々な症状についてのセルフケアの方法をお伝えさせて頂いてきましたが、このシリーズは明日で一旦終了予定です。今日含めてあと2回。最後まで読んで下さい。

 

ギックリ腰(急性腰痛):急性の腰痛は痛みが強く、筋・筋膜の炎症を起こしていることがあります。また、急激な動作で関節組織が損傷されることもあります。

東洋医学的には、風・寒・湿の外邪の侵襲によって引き起こされ、気血の運行が阻害されることでも起こるとされています。このようにギックリ腰は前触れもなく起こる腰の激しい痛みのように思えても、実は以前からストレスや冷え、腰の負担があり、そこに少しの力が加わり発症したものなので、筋緊張や血行の改善のお灸も行います。

ツボ:腎兪(じんゆ)、志室(ししつ)、大腸兪(だいちょうゆ)、上髎(じょうりょう)、次髎(じりょう)、承山(しょうざん)

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坐骨神経痛:腰椎の4番から仙骨の1番の椎間孔付近で起こる腰椎の変性により、神経根が傷害されて根性の坐骨神経痛になります。また、臀部の梨状筋の緊張や外傷でも坐骨神経痛は起こります。

東洋医学的には風・寒・湿の外邪の侵襲によって引き起こされる肝虚証とされ、気血の運行が阻害されることでも起こります。冷えや血行不良により悪化するので、まずは関元にお灸をして下半身の血行を促して温めます。足三里、解渓、殷門など、太腿から足首までまんべんなくお灸をします。

ツボ:関元(かんげん)、足三里(あしさんり)、解渓(かいけい)、殷門(いんもん)、委中(いちゅう)、承山(しょうざん)、太渓(たいけい)、腎兪(じんゆ)、志室(ししつ)、大腸兪(だいちょうゆ)、次髎(じりょう)

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慢性腰痛:慢性腰痛は痛みが長期におよぶ腰痛で、加齢や長期間の過度の労働などにより椎間関節が変性して引き起こされます。また筋・筋膜に長時間負荷がかかることや、精神的ストレスも痛みを助長する原因といわれます。

東洋医学的には風・寒・湿の外邪の侵襲によって引き起こされ、気血の運行が阻害されることでも起こるとされます。中脘、天枢、関元、志室などおなかや腰まわりへのお灸を中心にして冷えや血行を改善し、気のめぐりもよくして痛みの悪循環を取るようにします。

ツボ:中脘(ちゅうかん)、天枢(てんすう)、関元(かんげん)、太渓(たいけい)、崑崙(こんろん)、肝兪(かんゆ)、腎兪(じんゆ)、志室(ししつ)、大腸兪(だいちょうゆ)

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本日は「ギックリ腰(急性腰痛)」、「坐骨神経痛」、「慢性腰痛」に対してのセルフケアの方法をお伝えさせて頂きました。明日はシリーズ最後、「耳鳴り・難聴」、「便秘症」、「健康増進・病気予防」についてのセルフケアの方法をお伝えさせて頂きますのでお楽しみに!!

 

本日も最後まで読んで頂き有難うございました。また明日元気にお会いしましょう!!

 

Have a good day!!

 

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【お灸でのセルフケアの方法を知りたい】あなたへ㉒

おはようございます。高槻宗八鍼灸整骨院の佐藤です。今日も朝から素晴らしい秋晴れですね。如何お過ごしですか?高槻宗八鍼灸整骨院では、只今「睡眠」について悩んでいる、もしくは何か問題を抱えている方を対象に「睡眠」の問題を解決するべく、無料モニターを限定5名で募集していますモニター期間は1カ月、治療は週1回の合計4回です。1回の治療時間は約1時間。完全予約制とさせて頂きます。日々の睡眠について何か悩んでおられる事があれば今すぐ連絡下さい。連絡方法は2通りです☎072-681-8008に電話して頂くか、このブログの最後に当院のLINE@のリンクを貼っているので、LINEをされている方はLINEで友達になって頂き、そこから「無料モニター希望」とメッセージを下さい。当院は「不眠」の症状で悩んでおられる方に対して、「不眠治療専門院」として、全力で悩みを解決して頂けるように応援させて頂きます。限定5名なのでモニター希望の方は今スグ連絡して下さい。

 

さて、昨日は「かぜ」、「花粉症・アレルギー性鼻炎」、「気管支喘息についてのセルフケアの方法をお伝えさせて頂きましたが、如何でしたでしょうか?「かぜ」は今流行っているみたいなので、くれぐれも気を付けて下さいね。本日は「膝の痛み(変形性膝関節症)」、「太りやすい」、「むくみ」に対してのセルフケアの方法をお伝えしていきますので最後まで読んで下さい。

 

膝の痛み(変形性膝関節症):変形性膝関節症は膝関節を構成する骨・軟骨・靱帯などの加齢変性、筋肉の萎縮など、中高年になって起こる退行変化による膝の痛みです。歩行痛、正座痛、階段昇降時痛、動作開始時痛などの症状が出ます。

東洋医学的には痺証といわれ、肝虚証、腎虚による関節の痛みや痺れを伴うものと考えられます。膝周辺の血海などのほか、腎兪や大腸兪などで血流を改善します。膝周囲の痛みのあるところに灸をしますが、炎症の度合いによっては刺激量を加減します。

ツボ:腎兪(じんゆ)、大腸兪(だいちょうゆ)、血海(けっかい)、梁丘(りょうきゅう)、内膝眼(ないしつがん)、陽陵泉(ようりょうせん)、足三里(あしさんり)、委中(いちゅう)、承山(しょうざん)、湧泉(ゆうせん)

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太りやすい:太りやすい人は過食、運動不足、不規則な食生活をする傾向があります。内分泌性肥満、甲状腺機能低下症、糖尿病、遺伝性肥満などの症候性もあります。

東洋医学的には、太りやすい身体の状態は気血水の流れが悪くなっていると考えられます。ですから気血水の流れをよくしながら、基礎代謝を改善させるようなお灸をします。中脘や合谷などで血のめぐり、三陰交などで気のめぐり、水分や湧泉などで水の流れをよくするお灸をして、養生の足三里にもお灸を行います。

ツボ:中脘(ちゅうかん)、水分(すいぶん)、足三里(あしさんり)、三陰交(さんいんこう)、合谷(ごうこく)、承山(しょうざん)、湧泉(ゆうせん)

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むくみ:むくみ(浮腫)は身体の水分が異常に増加してしまう疾患です。組織間液の増加によるもので、多くは腎臓病によりますが、心不全、肝硬変、薬剤性のものや、原因不明の特発性浮腫などもあります。

東洋医学的には腎と肺の病証です。脾、胃の働きが低下していると考えられ、津液(体内の水分)と関係の深い脾・胃、肺、腎の働きを活発にする水分や水道などへお灸をします。足首にある復溜も体内に滞留している津液の代謝を促すツボです。

ツボ:中脘(ちゅうかん)、天枢(てんすう)、水分(すいぶん)、水道(すいどう)、曲池(きょくち)、湧泉(ゆうせん)、肺兪(はいゆ)、脾兪(ひゆ)、腎兪(じんゆ)、三陰交(さんいんこう)、復溜(ふくりゅう)

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本日は「膝の痛み(変形性膝関節症)」、「太りやすい」、「むくみ」に対してのセルフケアの方法をお伝えさせて頂きました。明日は「ギックリ腰(急性腰痛)」、「坐骨神経痛」、「慢性腰痛」に対してのセルフケアの方法をお伝えさせて頂きます。お楽しみに!!

 

本日も最後まで読んで頂き有難うございました。また明日元気にお会いしましょう!!

 

See you guys tomorrow!!

 

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【お灸でのセルフケアの方法を知りたい】あなたへ㉑

おはようございます。高槻宗八鍼灸整骨院の佐藤です。私は自宅から院まで歩いて通勤しているのですが、元々の体温が高いのか今だに暑く感じます。その為、まだ半袖、半パンで歩いているのですが、通勤途中、帰宅途中で会う通りがかりの人達の視線が冷たく感じます。気のせいでしょうか?確かに真夏よりは大分気温も下がって涼しくなりましたが、寒いとは1ミリも感じません。視線に負けずに頑張ります。

 

さて、昨日は「虚弱体質」、「食欲不振」、「疲れやすい・過労」についてのセルフケアの方法についてお伝えさせて頂きましたが、如何でしたでしょうか?本日は最近多い「かぜ」、「花粉症・アレルギー性鼻炎」、「気管支喘息についてのセルフケアの方法をお伝えしていきます。是非最後まで読んで下さい。

 

「かぜ」:一般的には発熱、咽頭の痛み、くしゃみ鼻水などの症状を伴うものをかぜといっています。多くはウイルス感染によりますが、正式な病名は「かぜ症候群」といわれるほど症状や原因は多岐にわたり、いまだにかぜの正体は不明なのです。

東洋医学的には風寒の邪気の侵襲による外感性発熱と、不規則な生活(食事や睡眠の不節)による内傷性発熱があります。そして後者を肺虚証と診ます。特にかぜのひき始めには中府、風池、風門、肺兪などにお灸をして、身体を温めて症状を緩和します。

ツボ:天突(てんとつ)、中府(ちゅうふ)、肩井(けんせい)、大椎(だいつい)、風池(ふうち)、風門(ふうもん)、太淵(たいえん)、中脘(ちゅうかん)、肺兪(はいゆ)、脾兪(ひゆ)、腎兪(じんゆ)、復溜(ふくりゅう)

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花粉症・アレルギー性鼻炎:おおまかにいって花粉症はアレルギー性鼻炎の症状に目のかゆみが加わったもの。どちらも症状を起こすアレルギー物質(アレルゲン)が体内に侵入して起こります。

東洋医学的には、体内の水分代謝に関係していると診ます。肺虚証、脾虚証、腎虚によるため、水分の吸収や排出を改善するお灸を行います。注意事項は、お灸の煙を鼻から吸わないこと。両眉毛の中央にある印堂は花粉症や蓄膿症、鼻血、めまいなどによく効くツボですが、鼻に近いので要注意です。

ツボ:印堂(いんどう)、孔最(こうさい)、合谷(ごうこく)、天柱(てんちゅう)、風池(ふうち)、中脘(ちゅうかん)、脾兪(ひゆ)、足三里(あしさんり)、三陰交(さんいんこう)

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気管支喘息気管支喘息慢性の炎症性気道障害で、気道の炎症や浮腫によるものと、アレルギー性のものがあります。ステロイド薬や気管支拡張剤が広く使われます。

東洋医学的には肺・脾・腎の病証で津液(体内の水分)の代謝をよくする治療が中心となります。津液は飲食物から胃腸で吸収され、肺は胃からの津液を全身へ拡散し、腎はそれを集めて不要なものを尿として排泄するので、その流れをよくするお灸をします。お灸の煙を吸い込まないように注意してください。

ツボ:中府(ちゅうふ)、膻中(だんちゅう)、孔最(こうさい)、肺兪(はいゆ)、脾兪(ひゆ)、腎兪(じんゆ)、関元(かんげん)、豊隆(ほうりゅう)

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本日は「かぜ」、「花粉症・アレルギー性鼻炎」、「気管支喘息のセルフケアの方法についてお伝えさせて頂きました。明日は「膝の痛み(変形性膝関節症)」、「太りやすい」、「むくみ」についてのセルフケアの方法をお伝えしていきます。お楽しみに。

 

本日も最後まで読んで頂き有難うございました。また明日元気にお会いしましょう!!

 

Have fun!!

 

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【お灸でのセルフケアの方法を知りたい】あなたへ⑳

おはようございます。高槻宗八鍼灸整骨院の佐藤です。昨日ニュースを見ていると台湾の北東部で電車の脱線事故があって18人の方が死亡、190人が怪我をされたとありました。事故当時の映像も生々しく映っていました。私は台湾に友達がいるので、すぐにLINEで連絡しましたが、私の友達は無事だったようです。しかし、人生本当に何が起こるか分からないですね。改めて1日1日を悔いの無いように生きようと思いました。では、今日も張り切っていきましょう!!

 

さて、昨日は「頭痛(偏頭痛)」、「疲れ目(眼精疲労)」、「めまい・立ちくらみ」についてのセルフケアの方法をお伝えさせて頂きましたが、如何でしたでしょうか?本日は「虚弱体質」、「食欲不振」、「疲れやすい・過労」についてのセルフケアの方法をお伝えしていきます。是非最後まで読んで参考にして下さいね。

 

虚弱体質東洋医学的に診ると、虚弱体質とは先天の精・気、後天の精・気のどちらもが不足していることをいいます。食が細く、食の好き嫌いが激しいと、発育・成長が十分でなく虚弱な身体となります。そのため、消化吸収力を高め、後天の精・気を充実させることが大切になります。中脘や天枢、関元などで胃腸の調子を整え、消化吸収力を高めます。大椎や身柱などで脳や神経を休めて睡眠の質を向上させます。養生のツボの足三里へのお灸も忘れずに行うようにします。

ツボ:中脘(ちゅうかん)、天枢(てんすう)、関元(かんげん)、足三里(あしさんり)、大椎(だいつい)、身柱(しんちゅう)、脾兪(ひゆ)、腎兪(じんゆ)

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食欲不振:食欲不振は、発熱時、消化器疾患、内臓疾患、内分泌疾患、精神疾患など広範囲の病気で起こります。

東洋医学的には脾と胃の働きが衰えたときに起こるとされます。脾・胃が虚して起きる食欲不振(空腹感があるが食欲がない)のほかに、過食で脾胃に熱があるときも悪心、嘔吐があって上腹部がつかえて苦しくなる食欲不振が起こります。中脘などへのお灸で胃もたれに対応し、胃兪で胃を整え、胃腸障害にも効く万能ツボの足三里にもお灸をします。

ツボ:中脘(ちゅうかん)、天枢(てんすう)、気海(きかい)、足三里(あしさんり)、脾兪(ひゆ)、胃兪(いゆ)

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疲れやすい・過労:神経の使い過ぎや過度の肉体疲労からくる慢性疲労は、東洋医学では肝虚証といいます。睡眠不足を伴うことが多いので、まずは睡眠時間をしっかり取ります。タンパク質が多く含まれた、消化のよい食事に心掛け、中脘などへのお灸で胃の働きを高めます。肝兪や脾兪などへのお灸で肝と脾胃、腎の気血を補います。そして身体全体の気も落ちているので、肩井で全身の活力となるエネルギーを高め、足三里や百会など、全身の気を高めるツボへのお灸も行います。

ツボ:肩井(けんせい)、中脘(ちゅうかん)、天枢(てんすう)、関元(かんげん)、大椎(だいつい)、身柱(しんちゅう)、膈兪(かくゆ)、肝兪(かんゆ)、脾兪(ひゆ)、腎兪(じんゆ)、足三里(あしさんり)、百会(ひゃくえ)

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本日は「虚弱体質」、「食欲不振」、「疲れやすい・過労」に対してのセルフケアの方法をお伝えさせて頂きました。明日は「かぜ」、「花粉症・アレルギー性鼻炎」、「気管支喘息に対してのセルフケアの方法をお伝えしていきます。お楽しみに!!

 

本日も最後まで読んで頂き有難うございました。また明日元気にお会いしましょう!!

 

Have a great day!!

 

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【お灸でのセルフケアの方法を知りたい】あなたへ⑲

おはようございます。高槻宗八鍼灸整骨院の佐藤です。今週も始まりましたね。張り切っていきましょう!!私は昨日半年ぶりぐらいにゴルフに行きました。当院に来院されていた患者さんご夫婦とスタッフの原と4人でラウンドしたのですが、最高の天気でとても気持ち良かったです。気持ち良かったのですが、やはり練習しないとダメですね。ゴルフ場に6球ボールを寄付してきました。笑(ロストボール6回)。まだまだこれから。頑張ります。

 

さて、先週から「お灸でのセルフケアの方法を知りたい」あなたに向けて、各症状別のセルフケアの方法についてお伝えしています。今週も引き続き各症状別の「お灸でのセルフケア」の方法についてお伝えしていきます。本日は「頭痛(偏頭痛)」、「疲れ目(眼精疲労)」、「めまい・立ちくらみ」の症状についてのセルフケアの方法についてお伝えしていきます。是非最後まで読んで下さいね。

 

頭痛(偏頭痛):頭痛は冷えやストレス、肩のこり、目の疲れなど原因もさまざまで、痛み方もそれぞれです。手足のしびれなどを伴う頭痛は、すぐに病院へ行きます。

東洋医学的には、風、寒、湿、熱の外邪性の病因と、肝、脾、腎の気血変動による内傷性の頭痛があるとされ、適切なツボへのお灸で痛みの改善を図ることができます。天柱、風池、完骨、百会、合谷へのお灸はどのタイプの頭痛にも効きます。太衝は足の甲のツボでストレス解消、肩井は肩こりからくる頭痛解消のツボです。

ツボ:天柱(てんちゅう)、風池(ふうち)、肩井(けんせい)、完骨(かんこつ)、百会(ひゃくえ)、太衝(たいしょう)、合谷(ごうこく)

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疲れ目(眼精疲労:近年、パソコンやスマートフォンの普及で目への負担が増えています。目の疲れにより視力低下、複視、眼痛、頭痛、肩こりなどを訴えるようになります。目の渇き(ドライアイ)が続くと結膜炎を引き起こすこともあります。長時間の視作業を避け、蒸しタオルで温めて視力調節を筋肉の疲労回復を図ります。

東洋医学的には、目は肝と関係が深く、「目は肝の管なり」「肝は血を蔵す」と考えられています。肝の働きを高めて眼精疲労を軽減します。また、肩こりなどの随伴症状も治療します。

ツボ:目窓(もくそう)、曲池(きょくち)、肩井(けんせい)、天柱(てんちゅう)、風池(ふうち)、肝兪(かんゆ)

 

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めまい・立ちくらみ東洋医学では気と血のめぐりが悪いときに起こると考えられます。また、暴飲暴食などで脾胃の機能が損なわれて体内に津液(体内の水分)が溜まる老化や房事過多で腎精が不足する強いストレスで肝の機能が弱り血のめぐりが悪くなる、などでも起きます。頚の大椎や天柱で気血のめぐりをよくし、中渚や太渓など手足のツボで、身体上部ばかりに気が集まらないようにします。重篤な病(脳腫瘍)が潜んでいることもあり、お灸で改善しない場合は耳鼻科を受診します。

ツボ:中渚(ちゅうしょ)、大椎(だいつい)、天柱(てんちゅう)、風池(ふうち)、心兪(しんゆ)、腎兪(じんゆ)、足三里(あしさんり)、太渓(たいけい)、百会(ひゃくえ)

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本日は「頭痛(偏頭痛)」、「目の疲れ(眼精疲労)」、「めまい・立ちくらみ」についてのセルフケアの方法をお伝えさせて頂きました。明日は「虚弱体質」、「食欲不振」、「疲れやすい・過労」についてのセルフケアの方法をお伝えしていきますので、お楽しみに!!

 

本日も最後まで読んで頂き有難うございました。また明日元気にお会いしましょう!!

 

Keep in touch!!

 

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【お灸でのセルフケアの方法を知りたい】あなたへ⑱

こんにちは。高槻宗八鍼灸整骨院の佐藤です。早いもので10月も残り1/3になってしまいましたが、如何お過ごしでしょうか?最近当院に来院されている患者さんの間でも風邪が流行っているみたいです。あなたは大丈夫ですか?季節の変わり目は身体が中々気温変動などについていけず、風邪が流行る時期です。しっかりと気温の変化などに応じて体温調節などを心掛けて風邪をひかないように注意して下さいね。因みに私は東洋医学的には「肺虚熱証」タイプなので、まだまだ半袖半パンで気を発散しまくっています。外を歩いていてもあまり寒いと感じません。発散命の佐藤です。

 

さて、昨日は「胃痛」、「腹痛」、「下痢症」についてのセルフケアの方法をお伝えさせて頂きましたが、如何でしたでしょうか?本日は「肩こり」、「五十肩」、「寝違い」についてのセルフケアの方法をお伝えさせて頂きます。是非最後まで読んで参考にして頂けたら嬉しいです。

 

肩こり:肩こりは頚部から肩甲骨の上部、肩甲骨の間が堅くこわばった症状の総称です。頚・肩周辺の筋肉疲労、精神的緊張、自律神経の影響などによって起こります。

東洋医学的には風寒の邪気、肝血の偏り、気血の流れが悪いことが多いとされます。ですからお灸も冷えや血行の改善、不眠解消のツボに行います。このような肩こりのツボのなかでも、肩のちょうど真ん中あたりにある「肩井」は有名です。セルフケアを行いやすい場所にあるので毎日据えるとよいです。

ツボ:肩井(けんせい)、風門(ふうもん)、身柱(しんちゅう)、曲池(きょくち)、足三里(あしさんり)、天柱(てんちゅう)、風池(ふうち)、中脘(ちゅうかん)

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五十肩:五十肩は肩関節周囲の組織(筋・腱・靱帯・関節包・滑液包など)の加齢変性によって引き起こされる疾患です。

東洋医学的には風・寒・湿の外邪の侵襲によって起こるとされ、また気血の運行が阻害されることでも起こるともいわれます。肩を動かすと痛み、炎症のために熱を持つことがありますが、冷やさずに温めることが大切です。お灸でも肩を温めて血行をよくするために、肩周辺の肩井や肩ぐう、天髎のほか、肘周辺の手三里や尺沢にお灸をします。

ツボ:肩井(けんせい)、肩ぐう(けんぐう)、尺沢(しゃくたく)、臑会(じゅえ)、天髎(てんりょう)、手三里(てさんり)

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寝違え:寝違えは、頚肩腕の筋肉の緊張、疲労の蓄積、枕が合っていないなどによって起こります。長時間冷房に当たっていることも誘因になります。頚・頭を動かすと激痛が走り、めまいや手足のしびれが起きることもあります。

東洋医学的には風・寒・湿の外邪の侵襲によって引き起こされ、気血の運行が阻害されることでも起こるとされます。頚の痛みが強いときは頚へのお灸はせず、手のツボである曲池や外関、肩のツボの肩井などにお灸をします。

ツボ:曲池(きょくち)、外関(がいかん)、肩井(けんせい)、大椎(だいつい)、崑崙(こんろん)、太渓(たいけい)、天柱(てんちゅう)、風池(ふうち)

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本日は「肩こり」、「五十肩」、「寝違い」についてのセルフケアの方法を伝えさせて頂きました。明日は日曜日なのでブログの更新は行いません。明後日月曜日は「頭痛(偏頭痛)」、「疲れ目(眼精疲労)」、「めまい・立ちくらみ」についてのセルフケアについてのセルフケアの方法をお伝えさせて頂きますので楽しみにしていて下さいね。

 

本日も最後まで読んで頂き有難うございました。また来週元気にお会いしましょう!!

 

Have a nice weekend!!

 

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