宗八健康Labo

健康に興味がある方に対して健康法や治療法などの情報を提供します

【いつまでも健康でいたい】あなたへ➅

おはようございます。高槻宗八鍼灸整骨院の佐藤です。今日も朝からとても暑いですね?これだけ暑い日が続くと何か異常な感じがしますが、このブログを読んで下さっているあなたの調子は如何ですか?この暑さに負けない様に今日も張り切っていきましょう!!

 

昨日は「コーヒーと睡眠」の関係についてのお話をさせて頂きました。コーヒーだけでは無く、「カフェイン」が含まれている食物や飲料などの摂取には注意して頂き、「カフェイン依存症」にならない様に上手くコントロールしていきましょうという事でした。「カフェイン」は交感神経を優位にして、元気、やる気を出してくれる半面、依存性が高く、あなたの睡眠を妨げますから、摂取の仕方に注意して下さい。本日は「体温と睡眠」の関係についてお話していきます。暑くて寝苦しい夜が続く今の時期だからこそ、「体温と睡眠」の関係を正しく理解して頂く事はあなたの「睡眠の質」を向上させるのに非常に重要です。「睡眠の質」を向上させたい方は是非最後まで読んで下さい。

 

このブログを読んで下さっているあなたが寝る時の室温は何度に設定されてますか?睡眠に最適な室温は15.5℃~20℃です。これを聞いたあなたは「えっ?低すぎひん?」「絶対寒いやん」と思われたかもしれません。私も最初は「低いなぁー」と思いました。しかし、実際に室温が高すぎても寝れない、低すぎても寝れないですし、眠りにつきやすくする為には身体の深部体温が下がらないといけないですから納得できます。

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室温のお話をしましたが、その前にあなたに知っておいて欲しい事は「体温と睡眠」の関係についてです。結論から言うと体温が高いと眠れません。これはアメリカのピッツバーグ大学メディカルスクールの研究者達が行った実験で「体温を下げることで睡眠は改善される」ことが実証されました。

 

夜に体温が通常より高くなると、強い覚醒状態となり、身体が体内の温度調節器をリセットしようとしてなかなか寝付けません。この温度調節に関係しているのが、視床下部であり、この視床下部は、神経系(体内と体外の温度を感知する)と内分泌系(睡眠を誘発するホルモンや覚醒を促すホルモンを分泌する)の機能を統合します。この視床下部はストレスに一番反応する系列で、何かストレスを抱えておられる方は、そのストレスが身体を刺激し、体温の上昇を招くため、眠りにつきにくくなります。必ず自分なりのストレス発散方法を見つけてコントロールする術を身につけなければなりません。

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では、どの様に対策をすれば良いのでしょうか?対策方法は次のとおりです。

  • 室温を20℃前後に保つ
  • 寝る2時間前にお風呂に入る
  • ベッドパッドで体温を調節する
  • 靴下などで体温を調節する

補足ですが、室温が20℃だと中には寒く感じる方もおられると思います。そのせいで手足が冷えて眠れなくなる方もおられるかもしれません。その様な場合は靴下を履くなどして自分がもっとも心地よいと思われる方法を色々試してみて下さい。また、手足が冷える方は全身の血流が悪くなっている可能性が高いです。「健康な身体」という観点からは何らからの対策が必要です。血流の改善対策をおススメします。

 

さて、本日は「体温と睡眠」の関係についてお話させていただきましたが、如何でしたでしょうか?明日は「時間と睡眠」の関係についてお伝えさせて頂きますのでお楽しみに!!

 

本日も最後まで読んで頂き有難うございました。また明日お会いしましょう!!

Good quality of sleep makes good quality of life.No sleep no life!!