【秋に多い身体のトラブルを回避したい】あなたへ➂
おはようございます。高槻宗八鍼灸整骨院の佐藤です。私は今年の6月から院の前にできた24時間のフィットネスジムに出勤前に通って、1時間ぐらいトレーニングをしてから出勤しています。院が休みの日には行かないのですが、それ以外の日はほぼ毎日行く様にしています。トレーニングと言っても、ランニングマシンでの高速ウォーキング、腹筋、背筋しかしていません。それでも、今年の1月時の体重に比べると約11kg痩せました。患者さんからは「先生、何を目指してるんですか?」と言われる事があるのですが、何も目指してません。笑。ただ、代謝を上げて、体内の循環を良くしたいだけです。このブログを読んで下さっているあなたは運動されていますか?私は、患者さんに「健康」を提供するプロですから、治療云々の前に、基本的生活習慣が大事だと言い続けています。特に、「睡眠」、「食事」、「運動」です。あなたはしっかり出来ていますか?「健康」でいる事を望むなら、この3つの要素を充実させて下さいね。
さて、昨日から「秋に多い身体のトラブル」を具体的に紹介させて頂いておりますが、昨日は「ギックリ腰」でした。昨日も当院に「ギックリ腰」の患者さんが来院されました。やっぱり腰は「身体」の「要」ですから、傷めておられるのはとても辛そうでした。あなたも気を付けて下さいね。本日は「憂鬱」です。なぜ秋になると「憂鬱」になるのか説明していきますね。「涼しくなったのにも関わらず、やる気がでない」、「何をするのも億劫」、「動きたくない」という方は是非最後まで読んで下さい。
「秋に多い身体のトラブル」➁:「憂鬱」
東洋医学では「心身一如」(しんしんいちじょ)という考え方があります。これは「身体」も「心」も繋がっているよという事です。いくら「身体」が元気でも、「心」が病んでいれば、「身体」も病んできますし、逆に「心」がいくら元気でも「身体」が病んでいれば「心」も病んできます。あなたにも経験ありませんか?
東洋医学的には「心」と「身体」は一体のものと考えていますから、「心」の病も「身体」の病と同じ様に考えて治療します。
例えば、気持ちが落ち込みやすい人、鬱的な傾向のある人というのは、内に向かう力が強い人と考えます。
人は身体の中の「気」というエネルギーを循環させたり、発散・収斂させたりして生命活動をしています。鬱的な傾向のある人は、「気」を発散する力が弱くなり、内に「気」が滞ります。「気」が外にでてこられないので、身体はだるく感じ、てきぱきと物事を考え進める事が出来ません。
内にこもった「気」は熱を持ち、胃潰瘍や胆のう炎などの内臓疾患を引き起こす事があります。
秋は特に「陰気」によって収斂の作用が働くので、気分が塞ぎがちになる人が多くなります。
東洋医学的には「気」の作用によって「憂鬱」になると考えています。ご自身で出来る事としては、しっかりと発散出来る場所を作るという事です。よく、「私のストレス発散方法」みたいなのが、ありますが、発散する場所、時間を作る事が大切です。因みに私のストレス発散方法は「車の運転中(特に高速道路の運転中は最高!!)に大声で歌う事」です。この瞬間だけは何もかも忘れて歌います。これをするとなんかやり切った感と程よい疲労感がでてきて、よく寝られます。
本日は「秋に多い身体のトラブル➁憂鬱」について紹介させて頂きました。明日は3つ目「風邪」についてお伝えしていきます。お楽しみに!!
本日も最後まで読んで頂き有難うございました。また明日元気にお会いしましょう!!
Enjoy your life!!