宗八健康Labo

健康に興味がある方に対して健康法や治療法などの情報を提供します

【お灸でのセルフケアの方法を知りたい】あなたへ➅

おはようございます。高槻宗八鍼灸整骨院の佐藤です。台風25号が沖縄に接近し、停電になっている所もあったみたいですね。最小限の被害で済む事を心から祈っています。高槻は晴れていますが、台風の影響なのか風は強いです。外に出られる時はくれぐれも怪我などない様注意してくださいね。

 

さて、昨日も一昨日に続き「お灸の種類」について紹介させて頂きました。あなたが知らない「お灸」の種類もあったのではないでしょうか?本当に様々な「お灸」の据え方、やり方があります。本日も「様々なお灸」について紹介させて頂きます。「お灸の種類」の紹介は本日で最後になります。これまで、「お灸」の歴史から始まり、様々な「お灸」の種類を紹介していますが、「お灸」に興味が湧いてきましたか?是非「お灸」に興味を持って貰い、ご自身の健康維持や症状に対するセルフケアに活用して頂けたら良いなと願っています。

また、あなただけではなく、あなたの家族や親戚、友人の方にも「お灸って良いらしいよ」とか「こんなお灸の据え方知ってる?」など「お灸」について広めて貰えたらとても嬉しいです。ここで紹介している「お灸」の種類などは実際に鍼灸師の資格をもっている先生でも知らないものもあるかもしれません。このブログを読んで下さっているあなたは「お灸」の種類について鍼灸師以上の知識を得られると思います。是非自慢して下さい。

 

それでは今日も様々な「お灸」について紹介していきますね。

 

棒灸・押灸棒もぐさを用いた灸法で、艾条灸とも呼ばれています。もぐさを和紙で硬く棒状にまいたものです。一般的には、棒もぐさを片手で鉛筆のように持って、円形や楕円形に回しながら移動したり、皮膚に近づけたり遠ざけたりして、温度を調節する懸起灸として使います。また、布や紙を折り重ねて皮膚に置き、棒もぐさの燃焼部で押圧する方法は「押灸」と呼ばれています。

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箱灸木箱の底に金網を張った「灸箱」を用いる灸法です。箱の底の金網の上に大きめの艾炷をのせて燃焼させます。灸箱のふたとして板や厚紙を用意し、温度調節を行い、より温めたいときはふたをかぶせて煙を閉じ込めます。主にツボが集中している腰・腹・背中への温灸として使われ、広い面積を同時に温められるのが特徴です。15分~30分、艾炷が燃焼しきってもすぐには除去せずに、そのまま身体の上に箱を置いて、温め続けます。身体の芯まで温まり、温泉に入っているような感覚になります。

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円筒灸・台座灸円筒にもぐさが詰まった円筒灸(紙筒灸)や、底部がシールになっている台座がついた台座灸は、近年になり発売された加工製品です。透熱灸よりも手軽に行える灸法として浸透しており、用法や特徴の異なる商品が多数販売されています。ただし、セルフケアとして行う場合も、「熱いと感じたら取り除く」などの正しい知識をもって行わないと痕が残ることがあるので、十分注意する必要があります。まれに台座灸や円筒灸をすると、ヤニによって肌が黄色くなることがあります。

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竹筒灸:「竹箱灸」とも呼ばれ、竹を5㎝~10㎝程の長さに切り、断面を研磨機にかけたり、やすりをかけたりして滑らかにし、竹のサイズに合わせた金網をはめて作った器具を用います。これにもぐさをのせて点火します。金網と皮膚面の距離によって温熱刺激の強弱が変わります。片手で持つことができ、全身どこにでも据えることができます。

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本日も昨日に引き続き「お灸の種類」について紹介させて頂きました。まだまだここに紹介しきれていない「お灸」はあるのですが、本日で「お灸の種類」については終了です。明日からは東洋医学的に診た「あなたの体質」について解説していきます。お楽しみに!!

 

本日も最後まで読んで頂き有難うございました。また明日元気にお会いしましょう!!

 

Have a good weekend!!