宗八健康Labo

健康に興味がある方に対して健康法や治療法などの情報を提供します

【お灸でのセルフケアの方法を知りたい】あなたへ➁

おはようございます。高槻宗八鍼灸整骨院の佐藤です。昨日は台風24号が接近、上陸しましたが、被害などは大丈夫でしたか?日本の各地で被害が出ている所もあるみたいですね。お陰様で当院は無事に通常営業をさせて頂いております。先日の台風21号、昨日の台風24号とも非常に強い勢力で日本に上陸したそうで、1年の内に2度も非常に強い勢力の台風が上陸するのは、観測を始めた平成3年以降初めてというニュースを見ました。また、台風25号も発生し、近付いてきているとの情報もあります。被害が最小限で抑えられる様に事前に対策を万全にしておきましょう。

 

さて、先週から「お灸でのセルフケアの方法を知りたい」あなたに向けて、「お灸」についてお伝えさせて頂きます。本日から具体的な内容に入っていきますが、まずは「お灸」について理解を深めて頂きたいと思っているので、「お灸」の歴史からお伝えさせて頂きます。

 

やり方さえ分かれば、ご自身でも自宅でやって頂ける上に、様々な病気の予防や免疫力の向上、あなたの中に眠っている自然治癒力を高める予防効果もあり、現在何か症状を抱えておられる方には、ご自身で治療して頂けるツールですので、このシリーズを最後まで読んで頂き、「セルフケア」の意識を高めて頂きたいと思っています。

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「お灸」の特徴は熱による刺激を与えて病気やケガを治すというところにあります。「お灸」による治療法は、古くから世界各地で実施されてきました。

例えば、古代ギリシャメソポタミアでは、熱した鉄を皮膚に押し当てて病気やケガを治す治療法が行われていたそうです。またインドでは、仏教の開祖である釈迦の時代の書物に、「石を温めて皮膚に当てて、できものを焼いて毒を出す」という熱刺激を用いた外科療法の記述があります。

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これらの治療法が直接関係しているかは定かではありませんが、「お灸」インドで起こり、中国で発達したのではないかという説があります。また、中国古代の医書である「黄帝内経」には「灸は北方より来る」という一文があり、もぐさの原料であるヨモギが中国北部の砂漠地帯で燃料として用いられており、このヨモギを使って皮膚に熱を加えて疾病を治癒させたことがお灸の始まりである、という説もあります。

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もぐさの原料であるヨモギは、昔から毒気や邪気を払う植物としても扱われてきました。中国ではヨモギを採集して身につけることで災害や病から身を守る風習もあったようです。

 

「お灸」は英語で''moxibustion''と言います。これはmoxa(もぐさ)+combustion(燃焼)という単語が組み合わさってmoxibustionになりました。世界中でこのmoxibustionが広まりつつあります。

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本日は「お灸」の歴史についてお伝えさせて頂きました。明日も今日の続きで「お灸」の歴史についてお伝えしていきますが、明日は日本における「お灸」の歴史についてお伝えさせて頂く予定です。楽しみにしていて下さい。

 

本日も最後まで読んで頂き有難うございました。また明日元気にお会いしましょう。

 

Enjoy your life with Moxibustion!!