宗八健康Labo

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【冬に多い身体のトラブルを回避したい】あなたへ➆

おはようございます。高槻宗八鍼灸整骨院の佐藤です。昨日はお休みを頂きましてあるセミナーに参加をしてきました。当院で扱っているサプリメントを作っている会社のセミナーだったのですが、その中で是非あなたにシェアしたい内容を聞いてきました。世間一般的に浸透している健康法で、「腸内環境」を良くする為に乳酸菌が効果的だという事はあなたもどこかで聞かれたり、もうすでにヨーグルトなどを食べて実践しておられるかもしれませんね。しかし、最近の研究で「乳酸菌」が良いのではなくて、乳酸菌が作り出す「生産物」が良いのだそうです。だから健康に良いと毎日ヨーグルトを食べたりされているかもしれませんが、乳酸菌は消化の過程で胃酸に溶けて、合わないと体外に排出されているかもしれません。本当に腸まで届いていないかもしれません。ヨーグルトを食べる習慣がある方を否定している訳ではありません。でも、こういう事実があるのだという事を知っておいて頂きたいと思いお話させて頂きました。参考になれば幸いです。

 

さて、昨日は「冬に多い身体のトラブル➄:膝痛」についてお伝えさせて頂きましたが、如何でしたでしょうか?本日からは何回かに分けて、「冬に行うセルフケア」の方法についてお伝えさせて頂きます。是非最後まで読んで下さいね。

 

冬に行うセルフケア①:乾布摩擦

冬は一年の中で一番寒いときで、風邪をよく引く時期です。風邪は外から入る「邪」のひとつとされ、侵入経路は皮膚表面です。身体に入ってこようとする邪に対して、人の身体では「気」が門番となって、皮膚表面の水際で、侵入を防ぎます。このせめぎ合いの勝ち負けによって、風邪にかかるかどうかが決まります。つまり、皮膚表面での守りの強い人は、風邪を引きにくいということになります。

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皮膚表面は呼吸器によって循環され、潤いを保っているともいえ、総合して考えると呼吸器が弱いと皮膚表面の守りが弱くなり外の邪ぼ侵入を許し、風邪を引くことが多くなります。

かつて修業時代、80歳を過ぎて独り暮らし、山歩きはするし、イヤミも言うという、身体も口も達者なおばあちゃんの担当になったことがあります。

そのおばあちゃんは「私は数十年風邪を引いたことがない。秘訣がある」と言います。「タワシで全身こするんや」とのこと。なるほど皮膚表面を強くすることは、呼吸器を強くすることになります。

さすがにタワシで肌をこするのはお勧めできませんが、次善の策として、乾布摩擦をお勧めします。

毎朝五分程度、乾いた布、タオルなどで左右の肩甲骨の間を上から下にこすります。このときに気をつけなければいけないのは、力を強く入れてこすらないことです。これでは痛いだけですし、表面だけ赤くなって、奥まで温もりません。肌にやさしく触れる程度で、軽く軽くこすります。

こうしてこすると、しばらくするとほんのりと肌が赤くなってきて、奥までしっかりと温もります。こうして皮膚を強くすると呼吸器も強くなり、風邪を引きにくくなります。慢性的にぜんそくや咳をしているような人は呼吸が楽に過ごせます。

すっかり寒くなってしまった時期からでは、なかなか裸にはなれないので、秋口頃からはじめると、無理なく続けられます。

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本日は「冬に行うセルフケア:乾布摩擦」についてお伝えさせて頂きました。明日も「冬に行うセルフケア」についてお伝えしていくので、お楽しみに!!

 

本日も最後まで読んで頂き有難うございました。また明日元気にお会いしましょう!!

 

See ya!!

 

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