【いつまでも健康でいたい】あなたへ⑬
おはようございます。高槻宗八鍼灸整骨院の佐藤です。今日は少し暑さがマシなような気がしますが、あなたの地域は如何ですか?暑さが少しマシになったと思ったら明日は台風上陸の天気予報がでていました。くれぐれもご注意下さい。
昨日は「飲酒と睡眠」についてお話させて頂きましたが、参考になりましたでしょうか?本日は「姿勢と睡眠」についてのお話をさせて頂きます。どんな姿勢で寝るのが良いのか分からないという方は是非最後まで読んで下さい。
このブログを読んで下さっているあなたは普段寝る時にどの様な姿勢で寝ておられますか?仰向けですか?うつ伏せですか?左側を下にしての横向きですか?右側を下にしての横向きですか?それぞれあると思います。また、寝てる時の姿勢なんか分からないという方もおられるかもしれません。しかし、寝る時の姿勢は身体の全てに影響します。とても重要なのです。では、どの様な事に影響するのかと言うと
- 脳への血流
- 背骨の安定性
- ホルモンの生成
- 関節や靱帯の状態
- 酸素を取り込む量や呼吸の具合
- 筋肉の働きと回復
- 心臓の働きと血圧
- 消化と細胞の代謝
以上に挙げただけでもまだ一部です。これだけ寝る時の姿勢はあなたの身体に影響します。
寝ている時は、背骨を安定させる姿勢をとる事が大切です。背骨にとって最適な姿勢は仰向けです。しかし、仰向けで寝ると、いびきや睡眠時無呼吸を招くリスクが増大します。この様な症状で悩んでおられる方にとっては仰向けがベストな姿勢とは言えません。以下に仰向けで寝る時の注意点を挙げておきます。
- 枕を高くし過ぎない:仰向けに頭を乗せた枕が高すぎると、背骨の自然なカーブが歪んでしまい、首や背中、頭に痛みが生じたり、脳への血流も悪くなります。高い枕は背中にも脳にも悪いです。
- くたびれたマットレスはNG:マットレスは硬すぎても、柔らかすぎても良くありません。買った当初は丁度良かったという場合でも経年劣化してくるので、同じマットレスで寝ているのに、最近身体が痛くなるという方はマットレスを替えた方が良いです。
うつ伏せで寝る時の注意点
- 膝を横に出す:まっすぐ伸ばした足のどちらか一方の膝を横に出して股関節を開き、背骨にかかる負担を軽くします。
- 頭を枕に乗せない:うつ伏せで寝る時は枕は必要ありません。枕を使うと、一晩中首を過剰に伸ばすことになり、首を痛めることになります。
- 小さい枕をお腹の下に入れる:固めの小さい枕をお腹や股関節まわりの下に入れると、腰や首への負担が軽くなります。
横向きで寝る時の注意点
- 肩に体重をのせない:肩に直接身体を預けて寝ると肩や腕の筋肉が圧迫されます。
- 枕を低めにする:枕を使うのは、枕で首を支えることで背骨を正常な姿勢に保つ為です。頭が高くなりすぎてはいけません。
- 背中や腰が痛い人は枕を膝に挟む:腰痛もちの方は、柔らかい枕を膝の間に挟むと背骨が安定するので、腰周りの負担が軽減されます。
以上、大きく,仰向け、うつ伏せ、横向きで寝るときの注意点をお伝えさせて頂きました。人それぞれ落ち着くポジションがあると思うので、絶対にこの姿勢でないといけないというものは無いですが、寝て起きたら身体が痛いなどの症状がある方は寝る時の姿勢、枕の高さ、マットレスの固さなどを見直して頂いた方が良いかもしれません。
本日は「姿勢と睡眠」についてのお話をさせて頂きましたが、如何でしたでしょうか?明日は「マッサージと睡眠」についてのお話をさせて頂きますので、お楽しみに!!
本日も最後まで読んで頂き有難うございました。また明日元気にお会いしましょう!!
Have a nice day!!